ココロのイロ誕生秘話(1)心を立体的に理解するために~生きづらさを感じている子どもの悩みを解消
今回の記事は、AIFA(https://www.ai-fa.org/)代表/ココロのイロ研究所(https://www.cocoronoiro.com)所長/湘南工科大学の特任教授の樋榮(ひえ)ひかるが担当します。
人は立体なのだから、心の在り方も"立体"で表すことができないか・・・・
そんなことを長年考えながら、行動特性の講座を実施するたびに、"口頭"でしか伝えられないことに悶々とする日々を過ごしていました。
わたしは、アメリカの大学で心理学とアートを学びました。
心理学を選んだ理由は、
・将来のキャリアで役に立つ
・小さい頃から人間関係に悩むことが多かったわたしは、純粋に人の心を研究してみたい
と考えたからです。
さらに、アートを選んだ理由は、小さい頃から、人と「言葉でぶつかることが多い」と感じていて、アート(絵画とダンス)で表現する方が楽だったので、好きなアートを学びたい、という気持ちからでした。
無事に卒業し、日本に帰国し、東京で外資系IT企業に就職しました。
そこでは、人財育成部署で社内講師を担当し、多様な役職、部門の人達と出逢い、語り合う機会に恵まれました。
日々、20人~30人の社員を、講師という立場で観察する中で、受講者それぞれの思考や行動の特性には、”傾向”というものが存在すると確信しました。
その傾向はどこから生まれてくるのかを探求・研究しながら、いかに多くの人に容易に共通イメージとしてつたえることができるかを模索した結果、”色で表現“、”漢字一文字で表現“、という方法に行きつきました。
(ココロのイロハンドブックより抜粋)
ここで、以前から常に頭にあった人は立体なのだから、心の在り方も"立体"で表すことができないか、という課題が解決しました。
人はさまざまな側面を持っていて、場所やその日の気分、体調などによって、自覚的にも無自覚的にも、多様な自分が表れます。
立体的に、かつ、赤青黄緑の4色で思考や行動の特性の”傾向”を表現したことで、過去のわたしのように、人間関係に悩むことが多かったり、言葉での表現が得意でない子どもでも自己分析できます。
ココロのイロの詳細は、ココロのイロ研究所のウェブサイトをご覧ください。https://www.cocoronoiro.com
講座やワークショップも随時開催しています。
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