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【意外な経歴シリーズ#2】点から命を吹き込むドッターの前職は、農機具販売会社!?

今回は、【意外な経歴の社員 】シリーズの2回目です。
(1回目はこちら
【意外な経歴の社員 #01】前職は造船業、夢を追いかけ上京した思いとは
今回ご紹介する意外な経歴の方は、農機具販売会社を経て、ドッターになられたOさんです。
ストイックで飽くなき探求心を持つOさんが、どのような思いを胸にゲーム業界に飛び込んだのか紹介します。


Q1.自己紹介をお願いします

アイディス設立当初からドットを作り続けてきました、ドットリーダーのOです。ゲーム業界のドットの歴史は長いですが、『ラストクラウディア』では今だからこそできる新しい表現を追求しながらドットを制作しています。
よろしくお願いします。


Q2.ご経歴について教えてください。

私の経歴ですが、高校は溶接・機械系工業系に通っていて、デザインとは関連がありませんでした。その後、専門学校に通って、卒業後に3Dやイラストの仕事をしていましたが、いろいろあって退職して、農機具販売会社で働くことになりました。
そこで数年働いている中で、やはりデザインやイラストの仕事がしたい思いが募って、その中でも特にドット絵が一番自分の適性に合っていると思い、アイディスに入社を決めました。   


Q3.前職ではどんな業務をしていましたか。

元々デザインの仕事をしていたので、農機具販売会社にWEBデザイナーとして入社しました。
取り扱い機具は、コンバイン・高圧洗浄機・チェンソーなど、第1,2次産業全般です。PB商品も出している会社でしたので、積極的に販売をするためにECサイトを立ち上げ運営していました。
けれど、人手不足の時などはよく駆り出されていました(笑)
私は、大柄な体格のため、力仕事に重宝されていたようです。泥まみれで作業することも多かったです。
他にも、WEBデザイナーをしながら、PB商品のPR業務も行っていました。溶接・機械系工業系高校にいたため、機具関連についてはある程度知見があったので、通販で商品紹介もスムーズにできました。


Q4.前職での印象的な出来事はありますか。

駆り出された時のエピソードになりますが、井戸ポンプの修理ですね。
修理には、20~30m下まで伸びているパイプを引っ張り上げるんですが、中に水が入っているので、とにかく重いのです。さらにパイプがもうぬるぬるで持ちにくいですし、水でも汗でもびしょびしょになりました。本当に大変という言葉につきます(笑)
このパイプを切りながら作業を進めるのですが、途中で手を放してパイプが取れなくなると、普通に引っ張り上げるより何倍も時間がかかる上に、別の機具も必要になるので、気も抜けませんでした。
だいぶコツは掴んでいたので失敗することはなかったです。私はデザイナーのはずなんですけど、修理もマスターしていました(笑)


Q5.ゲーム会社を目指したきっかけを教えてください。

ゲームが好きという事、ドットの仕事に興味があったというのも大きな理由の一つです。
ドットとの付き合いは長く、私がゲームをプレイしはじめた頃に遡ります。当時は「自分でゲームを作りたい!」と思っても、手を出せる分野がドットしかなかったんですよね。独学でプログラミングを覚えていたんですが、それで3Dを作ろう!と思ってもPCがとてもではないですが、買える値段ではありませんでした。個人が手を出すには敷居が高かったんです。今は無料で触れる3Dソフトもあるので、いい時代だと思います。


Q6.ゲーム会社へ転職して、苦労したことはありましたか。

入社したタイミングが、今の主力サービスである『ラストクラウディア』のリリース前だったこともあり、当時のアイディスは少数精鋭で手探りの部分もかなり多く、そこは苦労もあり楽しさもあり、という感じでした。
今から思えば貴重な体験だったと思います。


Q7.ゲーム会社の中でも、アイディスを選んだきっかけは何でしたか。

入社を決めたのは、設立間もない会社で色々チャレンジできそうだと感じたからですね。それにドットの仕事は多いわけではないのでチャンスだと思いました。
『ラストクラウディア』はリリース前から担当しているので、思い入れもたくさんあります。ドットやモーションをユーザーさんから評価されると、そのまま自分が褒められているような気持ちになってとても嬉しく思います。


Q8.現在のお仕事について教えてください。

主に『ラストクラウディア』のドットを担当しています。
ドットキャラを描くのはもちろん、必殺技の時のモーションやカメラワークなども全て考えて仕上げています。
(詳しくは前回のインタビュー記事
『ラストクラウディア』の特徴として、戦闘時の背景が3Dになっています。その為、ドットも定点カメラで魅せるのではなく、キャラの動きと併せて背景がぐるっと回ったり、臨場感を持たせるように意識しています。


Q9.最後に今後の展望やメッセージをお願いします。

デザイナーの前職がパイプ修理もこなしていたということで、意外な経歴になったでしょうか。
どんな仕事でもしっかりこなすと、それが信頼として積み重なり、色々な業務を任せて頂けるようになるんだと思います。
私が今ドッターとして色々な挑戦ができているのも、そんな経験が影響しているのかもしれませんね。
アイディスは要求されるクオリティは高いですが、色々なものにチャレンジできる会社だと思います。僕のモットーは「とにかく新しいものには挑戦すること」なので、今後もどんどん新しい取り組みをして、より良いドットを作っていきたいと思います。

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