見出し画像

天空の城ラピュタから学ぶ、日常生活とビジネスを滅ぼす『言葉』

先週末の日曜日、家族でまったりと『天空の城ラピュタ』を観ていました。


スタジオジブリの中で一番好きな映画なんですよね。
もう何度、観たことか。


作中でもっとも印象的なのは、ラピュタ城が崩壊に向かうシーン。

主人公のシータとパズーが飛行石を手に持ち、滅びの言葉を唱えることでラピュタ城が崩壊に向かうのです。

画像出典:https://www.ghibli.jp/works/laputa/


「バルス!」

子どもの頃から何度も観たシーンですが、「そんな簡単な言葉でこんな大きな城が一気に崩壊するのだなあ…」と毎回心が揺さぶられる記憶があります。



1. 滅びの言葉はあらゆるシーンに存在する


実は、簡単な言葉で崩壊するのはラピュタ城だけではありません。

私たちの日常生活でも、ビジネスでも、そして応援ブランディングにおいても滅びの言葉は存在します。

滅びの言葉というより、滅びの感情と言った方が適切でしょうか。


それは、「当たり前」という感情です。

私はこの感情こそが、すべてを滅ぼす強力な負の感情だと考えています。


日常生活においては、
蛇口をひねれば水が出るのは「当たり前」。
電源を入れれば電気が付くのが「当たり前」。
ご飯を作ってくれるのが「当たり前」。
洗濯をしてくれるのが「当たり前」。
掃除をしてくれるのが「当たり前」。


ビジネスのシーンにおいては、
働ければ給料をもらえるのが「当たり前」。
給料を払えば働くのが「当たり前」。

そして応援ブランディングにおいては、
自分は頑張っているのだから応援してくれるのが「当たり前」。

断言しておきますが、この世の中で「当たり前」のことなどひとつも存在しません。


2. 滅びを加速させるのは普段の○○


たとえば、ビジネスのシーンにおいて、働ければ給料をもらえるのが「当たり前」と考える従業員のことを大切にしようと思う経営者はいるでしょうか?

翻(ひるがえ)り、給料を払えば働くのが「当たり前」と考える経営者の元で、その会社のことをより良くしようと考える従業員はいるでしょうか?


答えはいずれの立場であっても『NO!』です。


実はこの「当たり前」という感情。
普段の姿勢や態度から増幅していきます。

良くない傾向にある人は、サービスの提供を受けるときの姿勢を見ると一目瞭然です。

飲食店において、お金を払うのだから美味しいものを食べさせるのは「当たり前」とばかりにふんぞり返る人。

コンビニにおいて、お金を払うのだからレジの店員さんに横柄な物言いをする人。

そこで積み重ねられた滅びの感情は、気付かぬうちに日常生活やビジネスシーンにまで侵食していきます。

そしてやがて、誰からも応援されない孤立した悲しい人になってしまうのです。


そうならないためには、どのような立場でも、どんな些細なことにも
「ありがとう」という感謝の気持ちを持つこと。

そして、それを声に出して伝えること。

そして、毎日文字にして書き出すこと。


それにより、自然と周りから応援される人格が形成されていくのではないでしょうか。

これらは言うまでもなく、「当たり前」のことですね。あっ・・・。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

〜追伸〜 このシーンも大好きです。

画像出典:https://www.ghibli.jp/works/laputa/



※この記事を唯一無二のブランドづくりにご活用いただければ、これ以上の喜びはありません。また、フォローしていただけると、たいへん励みになりますm(_ _)m

※全国の応援されるブランド11社の経営者との対談動画を、YouTubeの応援ブランディングチャンネルで公開しています。こちらもぜひご覧ください、

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?