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素材を知る

前回の投稿では、冬物の洗濯について書かせていただきました。今の時期一番頭を悩ませていることといっても過言ではありませんよね?

良ければ、前回の投稿を読んで参考にしてみてください!まあ、そんな話をしている私自身も頑張って衣替えを進めていかないとなぁといった感じではあるんですけどね😓

さて、今回は何について書いていこうかと考えているわけなんですが…

みなさんにもぜひ知っておいてもらいたい知識があるので、それについて書いていくことにしようかなぁと。

それは、洋服の素材についてです。

洋服の素材というのは、洋服を購入するときの1つのきっかけになったりしますよね?

でも正確にどんなものなのかを把握されてる方ってそこまで多くないのでは?と思うのです。

知識があれば、自分が洋服を選ぶ際に間違えてしまった、失敗してしまったなんてことにならないですよね。

今回はみなさんの洋服選びのアシストになれるように、洋服の素材についての投稿にしたいと思います。

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何種類ぐらいの素材があるの?

洋服の素材は、大きく分けると、天然繊維化学繊維の2つです。

天然繊維は人工的に作られたものではない繊維のことで、主に植物繊維、動物繊維、鉱物繊維があります。

化学繊維は再生繊維、半合成繊維、合成繊維に細分され、これらは人工的に作られた繊維になります。

では少し細かく見ていきましょう。

天然繊維の種類

①綿(コットン)

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天然繊維の中で最も多く衣類に使われています。吸湿性がよく、丈夫です。熱にも強く、アイロンを直接当てても大丈夫です。水洗いすると、縮んだり、しわになったりします。

Tシャツやトレーナー、シャツなどによく使われます。

②麻(リネン)

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衣類に使われる天然繊維の中で最も耐久性があります。水洗いすると、縮みやすく、しわも現れやすいです。加えて色落ちもしやすく、洗濯は手洗いでしなければなりません。

着心地が涼しく感じるので、春夏の衣類によく使われます。

③毛

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衣類に使用される毛の大半はウールです。弾力性があり、しわになりにくいなどの長所がある一方で、水洗いによって縮みやすく、虫に食われてしまうなどの短所もあります。

温かみのある素材なので、冬の衣類には欠かせません。

毛はほかにも、カシミヤ・アルパカ・アンゴラ・モヘア・キャメルなどがあります。

④絹(シルク)

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天然繊維の中で唯一日本で生産されています。軽くて丈夫で光沢がありしなやかな風合いをしています。保湿性と吸水性にも優れ、高級とされる傾向が強いです。家庭での洗濯は難しく、光に当たると変色しやすいという欠点もあります。

高級ブランドの衣類に使われることが多いです。

以上が天然素材になります。よく見かけるものが多かったように思います。天然素材は洗濯の面で苦労しそうなものが多い印象です。買うときには、少し気にして買ったほうがいいかもしれませんね。

化学繊維の種類

先ほどお話したように、化学繊維には3種類ありました。再生繊維半合成繊維合成繊維の3つです。

順番に見ていきましょう。

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①再生繊維

再生繊維には、レーヨンポリノジックキュプラリヨセルがあります。

レーヨン、ポリノジック、リヨセルはパルプ、キュプラは綿をもとに作られています。パルプや綿を科学的に作り変えた繊維なので、再生繊維と呼ばれているわけです!

絹に似た光沢のある風合いで、吸湿性があります。水にぬれると強度は低下してしまいます。

伸びにくい素材になるので、これらの繊維でできた衣類を買う際には試着をすることをおすすめします!

コートやジャケットなどの裏地に使われることが多いです。

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②半合成繊維

半合成繊維には、プロミックストリアセテートアセテートがあります。あまり聞きなれないものが多いですね💦この中だと、アセテートが使われていることを見かけることが多いのかなと思います。

半合成繊維は、天然繊維と化学物質を混ぜて作られます。両方の特徴が活かされているんです!

さらさらした感触で軽く、伸縮性もあります!

これだけ聞くといいところばかりのようですが、アセテートに限ってみると、あまり丈夫ではなく、しわはつきやすく、取れづらいという傾向にあるようです。

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③合成繊維

合成繊維で衣類によく使われるものは、ポリエステルナイロンアクリルポリウレタンです。これらは石油から作られます。

強度があり、軽く、伸縮性があります。虫やカビにも強いですが、吸水性は低く、静電気が起こりやすいというデメリットもあります。

合成繊維はかなり衣類を作るのに向いているといえそうですよね?買い物をしていても見かける場面が多いと思います。

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まとめ

今回は、洋服の素材について書かせていただきました。

いろんな素材がありました。聞きなれないものも多かったですね。

それぞれが持つ特徴いろいろ考えて、服を選べるようになると、服選びで失敗することも減るのかなぁなんて思います。

この投稿がみなさんの参考になればうれしいです。

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