架空生物 新種を発見しました (1)
【空海月(くうくらげ)】
空中を漂うクラゲ。五〇匹に一匹程度発光する個体がおり、産まれる際に全七色から運命が決まる。東方の或る国では発光する個体を多数集めて夜に放つ祭りが開かれる。夜空の海を、ぷかむぷかむと七色がたゆたう。
【女王袋鼠(じょおうかんがるー)】
数千年生きている巨大なカンガルー。腹部の袋の中で100~200頭程度のカンガルーが群れで生活しており、当然袋の中にいることは知らない。女王が倒れるとき、世界の終末か。
【クロレキシオウム】
ヒトの記憶を読み取り、思い