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日々に向き合うための日記−エッセイ。 Instagram: @_aico___ 衣…

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日々に向き合うための日記−エッセイ。 Instagram: @_aico___ 衣食住、日々のささやかな積み重ね、記憶の可視化のために。

最近の記事

2023.11.12.sun. 言葉のちから

接客業なので土日祝は関係なくお仕事で、人には会いにくいけれど、もちろん平日にお休みがあるから慣れると大きく問題はない。片付けたいことがなかなか終わらなくて、21時半頃に自宅最寄駅に着いた。お腹が空いているけれど、作る気力…と思って、駅前のイタリアンなお惣菜屋さんに立ち寄る。頭があまり働かない。お店の70代くらいの男性は私が選ぶのをじっと待ってくれている。 カリフラワーとアンチョビのマリネ(松の実入り)とポルチーニ茸&黒キノコのリゾット を手に、レジに向かいら思わずレジ横の

    • 2023.11.11.sat. 朝のお白湯

      朝、昨日までとちがう気温に身体が縮こまっていた。目覚ましがなくても起きてしまっていたところから、ここのところ、少し眠りが深くなったのは、気温なのかもしれないと思う。お布団の内と外の温度差に怯えながら、外に出て、迷いなくお湯を沸かす。そしてまた、お布団に引き返してしまう。 あたたか=心地良い となるまでは、自分の持つ熱をどう逃すかばかり考えていた。20歳前半あたりまで、あたたかな飲みものが不得意で冬でもフラペチーノを頼み、よく優しい店員さんから『フラペチーノは冷たいですよ。』

      • 2023.11.10.fri. 球根をつつむ

        雨が降り、ひんやりとしてきて、過ごしやすさから少しづつ遠ざかっていく。秋から冬に差し掛かる空気を頬に感じる。少し前まで涼しいと口にしていたのに、寒いに言葉が替わって行く頃、水耕栽培用にヒヤシンスの球根を買う。もう10年は続けていると思う。秋から春のお楽しみで開花がスムーズで1つの球根から2本茎が生え、各々に花がつき咲いたこともあれば、全くの不発に終わることもある。先日、早めに購入したものの、そのままになっていたから、今日の冷え込みと共にアルミホイルにひとつづつ包んで冷蔵庫に入

        • 2023.11.09.thu. 夜中のチャイ

          コロナ禍という言葉で表されるくらいから、特に体調が安定しない。朝、7-8時台、会社に向かう時間が特に辛い。勤め人なので、少なくとも週5日は同じ時間で動かなくてはならないのだけれど、上手くいかないことが増えていて、改善したく日々、試行錯誤している。一つには10代から不順だった月のものをお薬でなんとかしようと30歳過ぎてから動きはじめたのもある。副作用のようなものなのか、それとも…と言った感じで、快調とは なかなかいかない。女性の30代は半分以上、厄がついて回る、終わりがあるとい

        2023.11.12.sun. 言葉のちから

          2023.11.08.wed. よその庭先の洋種山牛蒡

          通勤路、コートはまだいらないけれど、ニットに頼り始める時期、会社まで あと少しというところにあるお家のお庭から洋種山牛蒡の実が垂れて季節を感じる。毎年、そこにあることを忘れてるのに実が垂れ始めると、嗚呼、今年も秋が来たのかと思う。 数日前まで山葡萄だと勘違いしていた。こちらは有毒らしい。 1年に4回ほど節目と感じるポイントがある。1月の年初め、7月の会社の一期が始まる日、8月の東京に越してきた日、10月の誕生日。その日の前から何かしら調整したり、あれから何年か…なんて過去に

          2023.11.08.wed. よその庭先の洋種山牛蒡

          あたためる、あたたまる

          2022.11.02 水曜日 晴れ 12-22℃ お休み この2日間、家から一歩も外に出なかった。 秋がすぐに冬の気配をつれてきたものだから、寒い季節に耐えられるように冬の用意をしようとして、持ち物の整理整頓を…と手を伸ばしたら、収拾がつかなくなってしまい、困ってこの時間。 気を取り直して、冬の用意だけはすすめた。 少しお布団の調整をして、まだ室内はあたたかだから暖房のお世話にはならないけれど加湿器を出した。 他にもひざ掛け、足を覆うスリッパなど、一通り出してみる。 昨

          あたためる、あたたまる

          『かわいい』のその先の

          2022.11.01 火曜日 曇り 11-18℃ お休み どこで見掛けたのか記憶が不確か、名前もわからず、色も何色と言い切れない柔らかい色合いが魅力的な胡蝶蘭。見掛けてから、ずっと思い続けていたのだけれど、手がかりがなく全く探せずにいた。誕生日月で何かと自分への誕生日プレゼントと言い訳して購入しがちな時期に街でよく見かけるお花屋さんのオンラインショップで見つけた。迷うことなく、すぐにお迎えすることにした。誕生日から2週ほど遅れて、大切に梱包され、6つの花が咲き、3つの蕾のあ

          『かわいい』のその先の