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ソフトウェアエンジニアのためのスピリチュアルガイド

こんにちは、AICLASS G2(ジーニー)です。

私は、元ソフトウェアエンジニアとして、約20年の間、Windows や Mac、iPhone や Android のソフトウェア開発を手掛けてきました。

30年ほど前、駆け出しエンジニア時代は、Sun のワークステーションと、Oracle データベース、VisualBasic フロントエンドの三層スキーマで自治体の財務会計システムなどを担当していました。もっと一般利用者に近い開発がしたいと思い、カメラなどを扱うメーカーのソフトウェア開発会社へと転職。C言語, C++ 言語を中心に、C# や Obj-C、シェルスクリプト、Python など多岐に渡って業務を担当しました。エンジニア晩年は主に管理職をしていました。

現在は、パソコン教室やAIスクールを手掛けており、主にエンジニアではない方々とテクノロジーの架け橋をしています。

そんな私がソフトウェアエンジニアとしてのキャリアを終えたのは、度重なるメンタルの落ち込みが原因でした。

「なんで自分ばかり」「なんであの人は」「また面倒なことが降りかかってきた」「休みたい」「自分はこんなに頑張っているのに」などの言葉が頭を駆け巡る日々。休日に家族とショッピングセンターに出かけても、一人で車の中で寝ているばかり。趣味の釣りに出かけても5分おきに仕事のことを考えてしまい、「今は釣りに来ているんだ、仕事のことは考えちゃダメだ」と自分に言い聞かせる、そんな精神的バランスを欠いた状態でした。

そして42歳の時、転職後3ヶ月で事件が起こります。毎晩7時出社、24時帰宅、そこから持ち帰りの残業。それでも進まないプロジェクトの中で私のメンタルは限界まですり減っていました。そして4月を迎えた休日の朝、突然心臓に痙攣のような衝撃を感じ、救急搬送されました。

そこから3ヶ月の休職。急遽、戦線を離脱した私。管理職の座を辞して、一般社員としてその会社で続けることもできたかもしれません。ですが、当時下手に上がってしまったプライドは、私自身を一般社員にすることを良しとしませんでした。

自分と周囲とのコミュニケーションが崩れ、部下は私を無視するようになり、社長と部下の間で板挟みになることも。ソフトウェアという「完全に論理が支配する世界」で、人とのコミュニケーションにも「論理的な正しさ」ばかりを求めた結果、「人は感情で動く」という、とても基本的なことを忘れてしまっていたのです。

そこからは、死んでしまったような自分の心、動かなくなってしまった感情を取り戻す旅が始まりました。

スピリチュアルとは自分自身をプログラムすること

このガイドが目に止まった方は、おそらくソフトウェア業界に関心があるか、何らかの関わりがある方でしょう。

論理的な世界で日々努力されていることでしょう。私もそうでしたが、ソフトウェアエンジニアは、時に人とのコミュニケーションが難しいと感じることが多いのではないでしょうか。

コンピュータと話している方が楽だと感じます。コンピュータはプログラムした通りに動いてくれるので、予測可能で安心だからです。

しかし「もし自分自身をプログラムする方法があったら、もっと周りの人と良好な関係を築けるのに…」と思ったことはありませんか?実は、ここがスピリチュアルの本質だと私は考えています。

私は「スピリチュアルなんて怪しい」と思っていました。

「天使や神様、タロットなど、そんな非現実的なものを信じるのではなく、自分の力で困難を切り開くべきだ」と考えていました。

しかし、スピリチュアルとはその言葉通り「精神」に関わるものであり、内面の成長や心の安定を追求することを意味します。決して誰かに、他力本願で助けてもらおうという頼り切った考えではありません。

もしも、占いで自分に都合の良い言葉だけを求めて転々とすることをスピリチュアルと思っているのならば、私のように考えを改める時なのかもしれま
せん。スピリチュアルに生きるとは「覚悟」のいることなのです。

ここで、最近私が出会った一つの言葉を紹介します。

「すべては導かれている」という「覚悟」で生きる

これは、東大出身でベストセラー作家の田坂広志さんの著書「すべては導かれている」に書かれている言葉です。

よくスピリチュアルな人が「すべては導かれている」と言うのを聞いて、「はいはい、運命ですか?私はそういうの信じないから。自分の人生は自分で切り開くから大丈夫です。」なんて思ってました。

ところが、田坂さんはこれを「覚悟」だと言い切りました。なぜならば、その瞬間世界の見え方が変わるから、だそうです。

一、日々の仕事や生活で起こる出来事を見つめる時、その「意味」が全く違って「肯定的」に見えるようになる。
二、目の前に立ち塞がる逆境を見つめる時、その逆境に立ち向かう「勇気」が湧き上がる。
三、目の前に立ち塞がる逆境に向き合う時、その逆境をを越えるための「直観」が閃くようになる。

田坂広志「すべては導かれている」五つの覚悟、三つの変化より一部抜粋

いまならば、この意味がわかるような気がします。決して「運命」に流されて生きるのではなく、自分の意思で生きる。それが「すべては導かれている」という「覚悟」で生きることによる効果なのだと。

このガイドを読むとわかること

ソフトウェアエンジニア、またはその経験があるみなさんに、自分の内面を整えることで、自分と自分の周りの人の人生をよりよいものにするヒントをお届けできたらと思います。

それは、自分自身をプログラミングするための、ロジックや言語をインストールする行為であり、そのためのツールとしての書籍なども紹介していきます。

つまり、パソコンやスマホのプログラムを作ったり、バグを修正するに、あなた自身に新しい考え方を作ったり、思い込み(思考のバグ)を修正する方法を、スピリチュアルとプログラミングの両方の概念を交えて、お伝えしていきます。

私は、人生の成功者と呼ぶには、まったくもって遠い道のりの半ばにいますが、そんな発展途上の私にしか伝えれないことががあると思い、この記録を記しておきます。

自分の人生を上向きにしたいと考える、ソフトウェアエンジニア経験者のみなさんに届くと嬉しいです。

テーマは都度、直感で捉えていきたいと思っていますが、当面は全30回ぐらいのイメージで進めていこうと思います。ChatGPT に一覧を出してもらったら、こんなところがテーマになりそうです。


  1. 「今ここ」に集中する力を養う

  2. 直感を信じる - ロジックと直感のバランス

  3. 休息と心のクレンジング - 自然との触れ合い

  4. 目的を見つける - 仕事における意義の再確認

  5. 共感とコミュニケーション - チームワークの向上

  6. 自己成長の旅 - 挫折を成長のチャンスに変える

  7. 瞑想の導入 - 毎日の瞑想で心を整える

  8. 感謝の実践 - 小さなことに感謝する習慣を持つ

  9. バランスの取れた生活 - 仕事とプライベートの調和

  10. 創造性の育成 - 新しいアイデアを引き出す方法

  11. ネガティブな感情の対処 - 不安やストレスを手放す

  12. 意識的な休憩 - 効果的にリフレッシュする技術

  13. 内なる声に耳を傾ける - 自己対話の大切さ

  14. 瞑想とコーディング - 集中力を高めるための瞑想法

  15. 物事の本質を見る - 問題解決のスピリチュアルな視点

  16. 愛と情熱を持つ - コードに対する情熱を再発見する

  17. 他者を受け入れる - コミュニケーションでのオープンさ

  18. 自然の力を借りる - 自然から得られる癒しの効果

  19. 呼吸法の実践 - 深呼吸によるリラクゼーション

  20. 問題の受容 - 失敗を学びの機会に変える

  21. 自分を大切にする - 適切な自己ケアの習慣

  22. 共感的リスニング - 相手を理解しようとする姿勢

  23. ヨガとエンジニアリング - 身体を整えることで心を整える

  24. インナーチャイルドの癒し - 自己の内面をケアする

  25. 夢日記の活用 - 潜在意識からのメッセージを受け取る

  26. 感情の解放 - 抑圧した感情を表現する方法

  27. 慈悲の実践 - 自分と他者への優しさを育む

  28. デジタルデトックス - 心の静けさを取り戻す

  29. ビジョンの創造 - 自分の未来をポジティブに描く

  30. 自己成長の統合 - 全ての学びを日々に活かす

それでは、これからの連載をたのしみにしてくださいね。


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