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「KindNeighbor」20200417-0512秘密の部屋

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昨年よりPARADISE AIRではじめたプロジェクトですが、このような状況下で何ができるかと改めて考えました。
プロジェクトは、一緒に人と粘土をこねること。
人と対面することは、今年の初めを境に危うい行動となってしまいました。

考えるのは、オンラインなのにオフライン。
何かここに引っかかる感覚を覚え、自分の記憶を辿りました。

2000年くらいに初めて触れたウィンドウズ。
その時、インターネットは目まぐるしく変わっていました。
お絵かきが好きな私が真っ先に魅了されたのはADOBEphotshop elements,そしてお絵かきチャットの世界でした。
絵の上手い人々が集まってお題を出し合います。
向こうにいる生身の人間が、少ないツールで本当に上手な絵を描いていました。

懐かしくて久々に覗きました。あの頃では考えられない過疎具合でした。
触った時、ああこれはiPhoneで画面に触れられるようになった今、向こう側の友人たちが同じように画面の向こうで画面をなぞっているのならば、これはまさしく粘土をこねている時のような、あの共同作業が可能ではないかと思いました。

友人に電話して、一緒にやってもらいました。
お互いの状況を話したり、両親について話したり。

これらには現在10名の方が関わってくれています。
順不同でタイトルを並べます。どこがどれだか当てて見てください。
「うしろから見てるよ」「栽」「KUROIWA」「プリマヴェーラ」「自給自足」「無題(お前が勝手すぎる)」「細胞」「はじめての共同作業(忘れた)」「アレルギ青虫」「毒をもって毒を制す」

現在、私プラス10人の共同制作となりました。
 私はコロナの状況下で、一人一人が強くあれということと同時に「調和」を訓練されている気になりました。
この「調和」について同時に考え動画にするだけではなく、この試みで遊び続け、さらにここから1つの作品作りをできるよう、じっくり真面目に遊んでいきたいと思います。

今までの共同制作者。今井さつきさん、takeshi yasuraさん、夏掘陽一こと大塚ビルさん、斎藤かなこさん、樋口ゆういちさん、黒アーモンマンさん、東原昭太さん、三木みさとさん、徳本もえ子さん、加藤コージーさん、ありがとうございました!

KindNeighbor-0417-0512動画アップして見ました。
秘密の部屋での出来事。https://vimeo.com/419826614



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