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打算で人間関係は楽になる

初めての投稿ということで、どんな内容がいいかなと思ったのですが、自分が日頃気をつけている人間関係における心構えだとか行動でもまとめようかなと思います。

はじめに

私の交友関係は圧倒的に広く浅くです。その場限りの付き合いをし続けて、小中学時代の友達とは疎遠になっています。高校・大学時代の友達とは付き合いが続いていますが、その辺りは今回の件にはそれほど関係がないので割愛。

学校や職場では敵がいないというポジションにいます。新人そして副担任の立場を利用して「距離感のはかり方がうまい緩衝材」という、まあぼちぼちいい感じの立ち位置につきました。

これから書くのは、集団のトップに立つような方法でも、辛いいじめをしのぐ方法でもありません。どうでもいい人との時間を最高に快適に送るために私がしている一つの方法です。

1. 自分勝手に付き合いを選ぶ

「いい人」ってどんな人ですか?

誰にでも優しくて、困っている人がいたら助けてあげる。約束は絶対に破らないし、悪口なんて聞いたことがない。常に前向きで誰にでも好かれている。

そんな完璧な人、そうそういませんよね。いたとしても、その人と一緒にいたいかというと話は別じゃないですか? 私は「こいつ本当にクズだな」と思う人とゲストークで盛り上がるのが大好きです。

人間関係において、誰にとっても普遍的な「いい」の基準なんてないんです。

なら、どんな人が「いい人」なのかというと、あなたにとって害がなくて得を与えてくれるならいい人です。えこひいきばかりの先輩も、お局様も、気に入られればむしろこっちのもんです。

それを基準にすれば、周りの人を4種類に分けることができると思います。

A 自分に害しか与えない人
B 自分に害を与えることもあるが、よい点もある人
C 自分に害を与えない人(ほとんど関わりのない人はここに位置する)
D 自分にとって害がほとんどなく、得を与えてくれる人

なら、あなたが尽くすべきはD >> C >>> Bというわけです。Bの人がCの人に対する悪口にあなたが便乗する価値があるか?

大体は「それは大変だったねー」とか相槌を打っていればいいし、同意を求められたら「でも私は被害被ってないからどうでもいい」と言っておけばなんとかなります。
私の経験上、その悪口に便乗しなかったからといって人間関係に支障が出たことはありません。

2. 「合わないタイプ」との付き合い方

「合わないタイプ」っていますよね。例えば、教室のど真ん中で大声でわいわい騒いでいる人たち。例えば、言い方のきつい女の先輩。例えば、いつも読書をしているいかにも意識の高そうなインテリ。それ以外にも、言葉にできないけど「なんか自分とはタイプが違う。嫌いじゃないけど合わなさそう」という人、いると思います。

私も実際そうでした。今でも、初見の時になんとなく顔つきを見て判断したりしてしまいます。

でも、話してみると案外他の顔があったりする。または、イメージと中身が全然違ったりする。

そんな経験が何度もあったので、私は「合わない」で避けることをやめました。その人の言い方がきついところは今でもあまり好きではありませんが、ずっと一緒にいるわけでもないなら別に気にすることではないなと思いました。自分に対してさほど害がなければ別にいいのです。

合わないタイプの人に自分から積極的に関わりに行けと言うわけではありませんが、大抵合わない人に対しては無意識によそよそしく接していると思います。ちょっとだけ多めに関わろうと意識することで、ちょうどいいくらいなのではないかと思います。

3. 鈍感になる

最終的にはこれが一番だと思っています。

2:6:2の法則って知っていますか? 2割の人はあなたのことを好いてくれる。2割はあなたのことを嫌いになる。6割はどうでもいいと思っている。そんな内容です。

何をしたところで、嫌いになる人は嫌いになるんです。なので、気にするだけ無駄です。あまり気にしすぎない、関わらないようにしましょう。
あとは、裏で何か言われていても、表に出ないならどうでもいいので、変に気を揉んで精神をすり減らすのはやめましょう。

おわりに

私が心がけているのは、「少し優しく」「自分主体でない悪口を言わない」ということです。できないことは断るけど、できることならなんでもやりましょうという姿勢を見せます。そして、自分が迷惑を被ったことは不平も文句も言いますが、だからといって人間性を否定しない。そして、他人が迷惑を被っただけなら(よっぽどのことなら別ですが)その人に対して評価を下げません。

「敵がいない」わけがないんです。ただ、自分が気づいていないなら敵はいないのと同じです。あなたのことを嫌っている人がいようと、表立って悪口を言えないような立ち回りをすることが、信用を積むということではないかと思います。

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