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新婚旅行記 〜パリ・ヴェネツィア・フィレンツェ・ローマ〜

9/13-9/23で新婚旅行に行ってきました。この記事は、その体験の思い出記録と誰かの参考になればと思って作成しました。
とりあえずノリで書いたので、多分公開後に加筆修正します。

旅程

9/13-15 パリ
9/15-17 ヴェネツィア
9/17-19 フィレンツェ
9/19-22 ローマ

基本的には、それぞれ1日フルの日と移動日という感じです。

事前準備

半年〜1か月前に、もろもろ公式から手配した。
美術館などの予約系は、予約開始日にアクセスすれば普通に予約できた。ものによっては朝イチの時間は取れないが、数時間くらいは遅れても大丈夫だった。

また、友人が1年ほど前にほぼ同じ都市を回っていたので、リストをいろいろもらい、参考にさせてもらった。

0日目

当日は、旦那は休暇を使い(結婚休暇というものがあるらしい。羨ましい)私はフレックスタイム制を活用し、16時まで勤務して19時40分発のフライトに向けた。

最後に食べた羽田空港のせたが屋のつけ麺。ラーメンよりつけ麺の方がうまかった

パリへの移動はAir China。
ご飯がおいしくないと聞いていたが、まあ普通だった。取り立てておいしいというほどでもないが、楽しめる程度。ただ、確かにパンが1番うまいしヨーグルトの味は安定だった。メロンが出てきたのにはちょっとテンション上がった。

謎に多いキュウリ

トランジットの北京空港には深夜に到着し4時間ほど待機。"元"を持っていなかったため、自動販売機が使えない。水が買えない〜詰んだか?と思ったが、24時間やっている店があったので、そこで水を確保。

子供向けの広場でみんな横になって寝ていたので、自分も仮眠を取った。旦那は起きていたらしい。偉い。

ちなみに、事前に聞いていた通り、中国のWifiはあまり使えなかった。

1日目

シャルル・ド・ゴール空港に着いた途端、とにかく寒い!そして言葉が何もわからん!!
空港から市内へのアクセスを全然下調べしていなかったので、空港内でうろうろ。とりあえず、シャトルバスがあるらしい……ということで、外に出て切符を購入し、なんとかシャトルバスに乗った。

とりあえずオペラ座で降りるも、早朝だったこともあり本当に寒い寒い寒い。もうこれ初冬じゃん。秋用の上着しか持ってきていなかったので、めちゃくちゃ後悔する。とはいえ耐えられないほどではなかったので、とりあえずホテルに荷物を預けに行った。

荷物を預けて、さてどうしよう?初日はロストバゲージを考慮して何も予定を入れていなかったので、とりあえずセーヌ川沿いを歩いてみる。その途中で、評価の高そうなクレープ屋に入ってみた。めっちゃうまかったが、量が多かった。軽く食べるつもりがお腹いっぱいになる。

その後、ルーブル美術館のあたりからセーヌ川沿いを歩く。日が出るとちょうどいい温かさだった。

エッフェル塔は下から見るだけでもよかったが、せっかくなので上ってみることにした。

五輪仕様のエッフェル塔

階段とエレベーターがあったが、当日予約の場合エレベーターの列が激混みしていたので階段にする。ちなみに普通にしんどかったし、私は多分ここの階段で膝を負傷したので、みんなは無理せずゆっくり行こうな……エレベーターって選択肢は全然アリだと思います……。

タワー系はそんなに上る価値ないだろうと思っていたが、思いの外満足感があった。パリ自体がそんなに高層ビルなどがなく、全体を見渡せたので、あそこを歩いてきたのかーと話せた。

その後、凱旋門に行ったが、オリンピック後のイベントがあるらしく、準備が行われていたため近くには行けなかった。

夜は、ホテル近辺のよさげなフランス料理の店に行った。
18時頃に行ったら「まだオープンしていないから、19時半予約でもいい?」と聞かれ、その場で予約。ホテルで休んでから向かった。メイン料理もおいしかったけど、コンフィが信じられないほどうまかった。

実質ユッケ

行った場所

・サントゥスタッシュ教会
・エッフェル塔(2Fまで登った)
・凱旋門

食べたもの

・キッシュ
・クレープ
・マカロン
・テリーヌ
・コンフィ
・鴨肉のメインのやつ
・マグロのうまいやつ

2日目

ルーブル美術館を朝一で予約していたのでそれに向かった。地下の入口が空いているという情報があったのでそれを参考に。
朝一で行ったので、サモトラケのニケ(動線上にどーんとあった)とミロのヴィーナス、モナリザをさっと見に行けた。特に、みんなモナリザに行っているからなのかミロのヴィーナスを見に行ったときは誰もいなかった。

しばらくすると、膝が痛み出し、階段を上り下りするのが厳しくなってくる。結局、地下のミケランジェロ彫刻ゾーンは断念。ミロのヴィーナスだけ最初に見ておいてよかった……。

行きの飛行機で「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」を読みました
コラボボードゲームがたくさんあった

夕方は街並みを歩いたり(私の足がダメだったので、歩いてはベンチで休んでいた)してゆっくりした。途中、人が集まっている場所があり、「何やってるんだろう?」と話していたら、やばい集まりだったらしく何やら叫ばれた。めっちゃ逃げた。

そして、メトロはバリアフリーではないのだ!!ひいひい言いながら階段を昇降していた。

夜は、友人におすすめされていたレストランに行った。前日のテリーヌがおいしかったのとサラダ食べたいということでテリーヌのサラダを注文したが、これが大正解。ジェノべっぽいソースと肉の旨味がサラダに合う。
そして、この店では牛肉のブルゴーニュが有名らしく、ほぼ全てのお客さんが注文していた。これは〜〜濃いね〜〜パンが進む。ワインも好きな人は進むんだろうな〜〜〜。

行った場所

・ルーブル美術館(事前予約)
・ノートルダム大聖堂(外から)

食べたもの

・クロワッサン
・トマトパスタ
・クロックムッシュ
・テリーヌのサラダ
・牛肉のブルゴーニュ
・クレームブリュレ
・シュークリームみたいなやつ

3日目

この日は移動日なのと私の足が死んでいるのでチェックアウトぎりぎりまでゆっくりしようということになった。
そして、せっかくなのでうまい飯を食べたい!ということで、ホテルの近くの人気っぽいパンケーキ屋に行ってみた。20分ほど並んだ。

スモークサーモンとアボカドのパンケーキ

その後、オペラ座の近くにあるお高そうなレストランでスイーツを食べた。自分は「オペラ座だしw」とオペラにしたが、めっっっちゃ甘かったので、素直にミルフィーユの方がよかったかもしれん。

食べ終わって歩いていると、デパートの屋上に人がたくさんいたので行ってみる。店内もドーム状になっていてきれいで、思いの外よかった。

ドーム状なのでちょっと伝わりづらい
屋上からの景色

その後、荷物をホテルに取りに戻り、移動のため空港へ。途中、バスが来ないトラブルもあり、足なんか関係ねぇ!というアドレナリンでメトロを使い、なんとか空港まで辿り着けた。

格安系の空港会社だからなのか?一回外に出てから乗り込む形式でした

飛行機は少し遅延し、ヴェネツィアに到着。ホテルが本島の東側だったので、電車&水上バスよりも、空港から本島に直行のバスにした。

が!ヴェネツィアは!バリアフリーではない!!膝に悪い!!キャリーケースには悪路だしで中々辛かったです。

水上バスのバス停からホテルまでの道中で夜ご飯を食べようと考えていたが、22時すぎには23時までの店も店じまいをしていたため、24時までやっているらしい店に飛び込む。とはいえお客さんは自分たちと他1組だけだった(ヴェネツィアの中でも観光地の辺りだともう少し店もやっていると思う)。
ここで、人生初のイカ墨パスタを食べて衝撃を受けた。

うまい。うますぎる。

行った場所

・ギャラリー・ラファイエット

食べたもの

・パンケーキ
・オペラ
・カスタードミルフィーユ
・イカ墨パスタ
・カルボナーラ

4日目

ヴェネツィアでは特にどこも予約をしていなかったので、翌日は朝一でブラーノ島に行くことにする。
ブラーノ島は階段が少なく、膝痛持ちにも優しかったです。そして、めちゃくちゃきれいな島だった!!12時くらいにはかなり人が増えていたので、朝イチがおすすめ。

絵本みたいな世界だ……

ちなみに、ここで食べたチケッティがめちゃくちゃうまかった。

https://maps.app.goo.gl/aKJ7jT8uQYa8zSci8

その後、ついでにムラーノ島にも行く。ガラス細工にはあまり興味がなかったので眺める程度。ここで、みんなが飲んでいるらしいスプリッツを飲んで気持ちよく酔う。

パニーニ目的だったが、気になったのでスプリッツも購入

本島に戻ってからは、サンマルコ広場のあたりをうろうろ。予約はしていないし並ぶ気もなかった(どうせ階段だろうし……)ので、写真を撮ったり店を眺めたり。

その後、ゴンドラに乗りました。(たけーよ!)と思ったが、まあ新婚旅行やしの精神で乗りました。結果としては、確かに価値はあるなと思った。ゴンドラの低さからじゃないと見えない風景とかがあるので、これはやってよかった。節約するなら、風情とかを排除して水上タクシーとかもありなのかもしれん。

なんだかんだでいろいろ歩いて私の足が限界になってきたのと、店に入るにもお腹がいっぱいだったので、一旦ホテルに戻る。1時間くらい寝て元気復活!

その後、ちょうど同じ時期にイタリア旅行に行っていたそんちょと会うことに。ちなみに、旦那とそんちょは初対面でした。

せっかくなので一緒に夜ご飯を食べようという流れになり、元々2人で予約していたが、3人でも行けるか聞いたところOK。イタリアは量が多いので、人数が多いとたくさん食べられるのがいいですね。

行った場所

・ブラーノ島
・ムラーノ島
・サンマルコ広場

食べたもの

・チケッタ
・スプリッツ
・フォカッチャ
・ジェラート
・マルゲリータ
・イカ墨パスタ
・フリット

5日目

チェックアウト後に駅の近くまで行き荷物を預け、前日に行かなかったリアルト橋の辺りに行くことにした。リアルト橋はそりゃもう階段でしたね!!歩くのがつらかったけど、リアルト橋からの眺めは最高で、THE ヴェネツィアって感じだった。

ちょっと浸水していた

あと、途中テイクアウトの店で買った、イカの中に具が入っているやつがめちゃくちゃうまかった。テイクアウトだとレストランより価格が抑えられるのも嬉しい。

その後、DFSの屋上を予約していたので見に行った。ヴェネツィアを一望できるのがいいですね。

そして、ヴェネツィアを後にし、イタロでフィレンツェへ。雨だし疲れていたので、駅近の店で夜ご飯を食べて終了。

行った場所

・リアルトマーケット
・リアルト橋
・DFS屋上(事前予約)

食べたもの

・辛いハムとチーズのクロワッサン
・イカのおいしいやつ
・ボンゴレビアンコ
・ティラミス
・ポルチーニ茸のラビオリみたいなやつ
・ラグーソースのパスタ

6日目

朝一でウフィツィ美術館!行きしに適当に買ったクロワッサンがめちゃくちゃうまかった。中のクリームがレモン味でめちゃうま、、、
が、既に並んでいる。本当は予約の30分前くらいに来ておくのがいいらしい。まあでも30分くらい待てば入れた。

ランチは、予約していた大衆食堂的な店に。メニューが読めない。が、とりあえずビステッカが有名なので2人で600g。でかー!と思ったが、意外と余裕でぺろり。でかいレア肉に、オリーブオイルと塩コショウのシンプルさがうまい、、、

皿だけだとサイズ感が伝わらなかった

その後、ヴェッキオ橋のあたりを歩いたり座ってのんびり。途中立ち寄った店で「カプチーノ」を頼んだら「カップのティー」が出てきてがっくり……。

夜もビステッカを食べたかったので、よさげな店を調べて突入。1時間弱待って入れた。ポルチーニ茸のリゾットはちょっとアルデンテだった。


行った場所

・ウフィツィ美術館(事前予約)
・ヴェッキオ橋
・ミケランジェロ広場

食べたもの

・クロワッサン
・ビステッカ
・ラグーソースパスタ
・パニーニ
・ジェラート
・ベリーケーキ
・ビステッカ
・ポルチーニ茸のリゾット

7日目

朝はゆっくり。トスカーナ料理のランプレドットを食べに中央市場に行ってみる。ここに人気な店があるらしいと行ったところ、11時でも20人くらい並んでいた。ただ、列の進みは早く、15分くらいで注文できた。
野菜と牛もつの煮込みなのだが、日本のもつ煮みたいなものを想像して食べると全然違う。もっとあっさりしていて、柔らかくてパクパク食べられる感じ。

アランチーニというライスコロッケもおいしかった。中にチーズとトマトが入ったライスコロッケ、ってまずいわけないやんけな代物。

その後、アカデミア美術館に行く。アカデミア美術館周辺はめちゃくちゃ混んでいて、並べるのも予約時間の15分前くらいからだった。
ダビデはさすがに遠目でもわかるくらいでかかった。

昔はちんちんは小さい方が美しいとされていたらしい

その後、POMPIのティラミスが有名らしいので、買いに行った。クラシック以外も食べてみたかったので、ピスタチオとストロベリーを分け合う。どちらもうまかった!中々サイズはでかかった。

うまいけど、ティラミスとは別物のような気もした

その夜ローマに到着。
行きたかったラ・カルボナーラに突撃してみると、30分くらい待って入店できることに。2人でカルボナーラとアマトリチャーナを頼むが、う、うまい……!カルボナーラもおいしかったが、私はここでアマトリチャーナにハマった。


行った場所

・中央市場
・アカデミア美術館(事前予約)
・サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局

食べたもの

・ランプレドット
・パニーニ
・ティラミス
・アランチーノ
・ティラミス
・モッツァレラサラダ
・カルボナーラ
・アマトリチャーナ

8日目

ローマでは1階の店で自由に朝食食べていいよというスタイルだったので、そこで食べていた。パン・サンドイッチ・スイーツまで何でも選べたけど、何個でも選んでいいのか、、、?生搾りオレンジジュースもよかった。

朝一でコロッセオ。その後、フォロ・ロマーノにも。コロッセオもよかったけど、フォロ・ロマーノの広大な大地に遺跡がある感じの方が印象に残っている。

人間の小ささを感じる

その後、気になっていたパスタの店に行くが、わりと並んでいる……。日向だったらすぐに案内できるよ、と言われそうしたものの、さすがにめちゃくちゃ暑かった。

麺が太くて塩味が強くて量が多い。実質二郎の感覚だった
気になっていたアーティチョークも食べることができた

その後、移動しようとしたものの、まーーーーー、バスが来ない!ようやく来たかと思ったらめちゃくちゃ混んでいる!
足をあまり使いたくないので公共交通機関を使いたかったが、選べるほどではないので、近くまでバスで行ってあとは歩く、の戦法にすることにした。

そして、トレビの泉に到着。思っていたよりでかい!そして人が多い!これはスられるわ……と思った。
そして、この日は現金を忘れたので、コイン投げは叶わず。ぐぬぬ。
写真を撮っていると、近くでプロポーズがあってテンション上がった。あまりよく見えなかったが、めっちゃ盛り上がっていた。

そして、スペイン広場に行くも、これまた人が多い。広場自体はまあ……って感じだった。

お腹がいっぱいだったので、これまた友人おすすめのパン屋でパニーニを買ってホテルに戻る。お腹すいたらご飯食べに行こうかーと言っていると、私が爆睡して20時くらいになっていた。結局お腹は空いていなかったので、お土産物色がてらスーパーマーケットに行った。

行った場所

・コロッセオ(事前予約)
・フォロ・ロマーノ(コロッセオとセット)
・トレビの泉
・スペイン広場

食べたもの

・クロワッサン
・アーティチョークのフライ
・カルボナーラ
・アマトリチャーナ
・ジェラート
・パニーニ

9日目

朝一で真実の口へ。わりと列になっていたが、さくさくさばかれて20分くらいで済んだ。

韓国の女の子たちがめっちゃポーズを取っていて、なんかすげーなと思った

その後、ジャニコロというローマを一望できるところに行き、バチカンへ向かう。
サン・ピエトロ大聖堂の前で写真撮影会をし、昼食を食べ、サンタンジェロ城を散策する。

バチカンから手紙を出したかったので、サン・ピエトロ大聖堂前の仮設郵便局で切手と葉書を買った。郵便局の絵葉書はあまり好みではなかったので、お土産屋とかで絵葉書を買っておけばよかった〜。
そして、それぞれ家族宛てのメッセージを書いて投函!

そして最後はバチカン美術館!予約していたけどめちゃくちゃ並ぶ!

この旅ではいろんな美術館に行っていたのでもはや見慣れた感まであったが、さすがに壁画は迫力すごかった。最後の審判を見るためにオペラグラスを持っていく人もいるというのがよくわかった。

帰りはもう疲れていたので、駅近くの店チェーン店でテイクアウトした。

行った場所

・真実の口
・ジャニコロ
・サン・ピエトロ大聖堂(外のみ)
・サンタンジェロ城(外のみ)
・バチカン美術館(事前予約)

食べたもの

・クアトロフォルマッジ
・グリーチャ
・ティラミス
・ラザニア
・ニョッキ

10日目

13時の便で帰る予定だったので、軽く近場を見て空港に向かうことに。ちょうど、ホテルのすぐそばがサンタ・マリア・マッジョーレ教会で、日曜日だったのでミサをやっていた。

その後、テルミニ駅から急行でフィウミチーノ空港へ向かおうとするが、発券機がクレジットカードが使えない!とりあえず現金で10時35分の便を1枚買うが、他の券売機も並んでいる……。10時35分の便に間に合いそうになかったので、「俺を置いて先に行け!」と行かせる。
しゃーなし換金して現金で行くかと決めたところ、人が並んでいない券売機を発見。クレジットカード使えるやんけ!ということで、50分の便を購入。

学び:人が並んでいる券売機は何かしらトラブっているから並んでいる

ここにきてまさかの別行動

そして、結局空港に着いたのが11時すぎ。さてチェックインしようとしたところ、掲示板に私たちが乗る便が表示されていない。
便名で見ると、11時50発になっている。は?しかも、その航空会社のチェックインカウンターには誰もいない。

まさか時間が変わるとは思っていなかったので、何かの間違いだろうと空港内をうろうろ。インフォメーションセンターに聞くもわからない。
結論として、多分、チケットを購入後に飛行機の出発時刻が早まり、その連絡がされていなかったのだろう、ということになった。

そうこうしているともう時刻は12時。いや、どうすんねん。

とにかく前に進むしかなさそうなので、その場で東京行きの飛行機を調べる。ちょうど、21時15分発の仁川経由の便があったのでそれで帰ることにした。
が、乗り換えの関係上どうしても帰国は翌日になる。しかしどうしようとないものはどうしようもない。

待ち時間、暇すぎて鋼の錬金術師を全巻一気読みした。

行った場所

・サンタ・マリア・マッジョーレ教会

11日目

この日には日本に帰っているはずだったが、仁川国際空港で一夜を過ごすことになった。

仁川国際空港には一度トランジットで来たことがあったので、とにかく施設が充実しているということは知っており、ホテル泊には苦労しないことはわかっていた。なので、気になっていたSPA ON AIRに行ってみた。銭湯とサウナと仮眠室が揃っている感じで最高だった。


というわけで、なんとか帰国しました。帰国初の食事は近所のラーメンでした。めちゃくちゃ沁みたよね。

やってよかったこと

美術館などの事前予約

あまりやりすぎると時間が左右されるので、必ず行きたいところだけ予約する(各地1-2箇所)
外から見るだけでもいいところは予約しなくてもよさそう。

Googleマップチェック

ご飯を食べるときは基本チェックしていた。
日本で店に行くときよりも基準を高めにして、4.5以上くらいで狙うとちょうどいい。あと、価格帯とかメニューが画像でわかるのもいい。

予約のPDFを印刷しておく

ネットで基本揃うが、なんだかんだすぐに見せられるのが強い。英語が苦手なので、こういう準備は地味に大事。

漫画をオフラインダウンロード

これのおかげで鋼の錬金術師を一気読みし、空港で時間を持て余さずに済んだ。

休足時間を持っていく

今回、膝を負傷してからほぼ毎日使っていた。ふくらはぎというより膝に使っていたので効果の程は不明だが、後半はだいぶ楽になってきた。

ホテルの立地は駅か観光地の近くにする

今回、フィレンツェ以外のホテルは駅または観光地にアクセスのいい場所を取った。
値段は高かったのでもっと遠くにしてもよかったかなと思っていたが、結局あまり歩けなくなったため、徒歩圏内にいろいろあることで助かった。

HOKAのスニーカーは最強

今年の誕生日に買ってもらったスニーカー。めちゃくちゃ歩きやすかった。ちなみに、HOKAはフランスのブランドらしく、パリではHOKA勢がめっちゃいた。

1日に予定を詰め込みすぎない

今回、朝イチの予約が多かったが、つめつめスケジュールにはしていなかった。時間が余れば散策したり行きたい場所リストから選んだりしていたので余裕を持てた。
そして、21時くらいにはホテルに帰って即寝していた。大学生の頃のようなスケジュールはもう無理だ……。

こうしておけばよかった

空港からホテルまでのアクセスを事前にチェックしておく

予約と場所の下調べで私が力尽きたのだけど、なんだかんだで現地のアクセスは大事。とりあえずホテルにたどり着けばなんとかなる。

旅の初日から飛ばしすぎない

今回、パリ初日に歩きまくった&階段で膝に負荷をかけたせいで、その後の旅でかなり難儀なことになった。
ので、これを読んだ人には同じ様になってほしくないという願いを込めて……。公共交通機関は活用しよう。

飛行機はオンラインで事前チェックイン

オンラインチェックインができる場合は、事前にチェックインしておくとよい。今回の帰りの件も、事前チェックインができていたら気づけたかもしれない。
まあ、中国の航空会社は行きも帰りもタイムアウトとかになってオンラインチェックインできなかったんですけどね!!!!

航空券は日本のサイトから予約する

ということで、公式がなんでもいいわけではないのだ。保証とかもあるし、日本のサイトから予約するのは大事。

お土産は計画的に買う

イタリアのお土産について、下調べはしていたものの、誰に何を買うかはふわふわの状態だった。そのため、その都度「これは会社用にしようかな……いやでも数が少ないか……」とか考えながら買っていた。その結果、お土産がアップデートされていってチョコレートが余ることになった。

ヴェネツィアに1.5日いるなら、黙って48時間パスにする

ヴェネツィアの水上バスのフリーパスは1日乗車券と2日乗車券の値段がそれほど変わらない(+2回乗れば元が取れる)ので、基本的に切り上げて購入した方がよい。

服は白の方が映える

せっかくの旅行、たくさん写真撮りたいよな?いいプロフィール写真があるといいよな?
やっぱり、背景がごちゃごちゃしているので白い服が映える!

その他のメモ

・ご飯屋は意外と予約しなくても飛び込みでも行ける。とはいえ30分くらいは待つので、予約できるならしてもよい。旅程を管理されすぎるのも疲れるので、バランス次第。

・水は各地に水道があり、それが飲めるのでほぼ買っていない。硬水は、味自体は問題なかったが、喉の乾きが潤わない感じがあった。

・甘味はパリよりイタリアの方が甘さがちょうどよく日本人好みだと思う。

・時差ぼけして、朝6時頃に目が覚めるけど12時くらいまで眠いみたいな感じだった。

・パリ、ヴェネツィア、フィレンツェは普通に冬〜秋な気候だった。ローマだけは半袖というかむしろノースリーブな暑さだった。

・トイレは思っていたより座れた。謎に洗面台はダイソンだったりしてハイテク。

・ホテルのWifiは半分くらいは使えなかった。Wifiのパスワードはあるけどその後の接続がうまくいかなかったり……。問い合わせたらなんとかなるかもしれないが、まあeSIMでいいやと思っていたので放置した。

・シャワーの水量は運ゲー。ドライヤーの風量は日本より強めでよかった。

・サングラスは100均のやつがなんだかんだで使えた。最終日に踏んで壊れた。

なんか強そうで気に入っている写真

総括

めちゃくちゃ楽しいが、なんだかんだで疲れる。休暇とか移動時間とかを考慮しないなら、5日間×2回で行きたい。
最初はあんなに街並みに感動していたのに、最後は薄れていたのが悲しかった。

とはいえ、ずっと充実していたしいろいろと刺激的な体験だった。新婚旅行らしく、喧嘩したり互いに感謝したりといったこともあった。私は主に荷物を持たせまくっていたので本当に感謝ですな。
また、大食漢の夫に「そんなに食べるの?」と言われるなど、夫婦間での新たな発見もあった(旦那は食事数は少ないが量が多く、自分は少しずつなら常時何かしら食べられるタイプ)。

帰国後、パスポートケースから50ユーロ出てきた。


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