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島根と大国主の旅

旅から戻ってきました。はじめての島根の旅。豊かな自然に囲まれて、緑と水に癒されてきました。

地方出身の人がよく「田舎でなんにもないよ!」って言うけれど、東京出身のわたしは「いやいや、海も山もあって豊かじゃない!」と返していました。

でも、島根に行ったら、「ほんとうに何もないな…」と思ってしまいました。いい意味で…笑

車で走っていると、両側には緑の山が連なり、田んぼも緑で美しかったです。

ずっと行きたかった出雲大社は、思っていたより素朴で、朴訥としていて、あたたかい雰囲気でした。

宿泊した「玉造温泉」も、緑の中、川が流れ、鳥がさえずり、「これなら神さまたちもゆっくりとくつろげそうだな」と思うような、静かな温泉でした。

わたしは氏神さまを出雲にお連れして、一緒に旅をした感じでしたが、ずっと目指していた場所にほんとうに立ったということは、1つのゴールに着いたということで。人生の節目なのかもしれません。

何年も前から、いく先々の神社の神さまが「大黒様」だったので、いつかは出雲大社で「大国主命」にご対面したいと思っていたのですが、念願叶ったのでした。

敷地内に、大きな大国主命の像がありました。両手を大きく広げて跪く姿が、とてもかっこよくて、見惚れてしまいました。

このお姿が、わたしが去年好きだった彼に、ほんとうによく似ていたので、「ああ、あの人も大国主だったのかぁ…」としみじみと驚いてしまいました。

今でも彼のことはよく思い出しています。あの大きな優しさを恋しくまだ思い出します。

出雲大社では、縁結びのお守りを買いました。わたしはどこに行っても縁結びのお守りをよく買います。恋愛だけじゃなくて、すべてのものは、ご縁で結ばれていくと思うので。

これからも、よいご縁が結ばれていくように願いました。

旅から帰ってしばらく、燃え尽きたように、脱力してしまいました。何もしたくなくて、寝てばかりの日もありました。今も少し気分が悪く、吐き気がしています。調子がよいときと、悪いときがあります。とてもよく動けるときと、横たわっているのが精一杯のときがあります。

出雲に行って、残された命を大切に生きたいな、と改めて思いました。自分を幸せにすることに注力したいです。家族も笑顔で生きられるように、わたしにできることをしていきたいです。

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