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孤独に浸れる環境は恵まれていると私は思う

今、短期赴任で地元を離れて暮らしているのだが、赴任先に2社前(10年前)に勤めていた会社の先輩が、私の職場の二軒隣のビルで働いていることが判明したので、10年ぶりに飲みに行ってきた。
思い出話と近況報告をして、10年ぶりなのに普通に話せて楽しい時間を過ごせたことは幸せだ。


私は人とワイワイするのが得意なタイプではなく、旅行も一人で行くことが多い。一人の方が気楽だし、もう恋人も望まなくなってきた(恋人に割く時間やお金を考えると面倒だなと感じる)
けれど、会いたいと思ってくれる人がいて、私も会いたいと思える人がいることは、とても幸せなことだと思う。

「一人の方が気楽」というのは、本当の意味で孤独なのではなく、そうやって私のために時間を割いてくれる人がいるという安心感があるからこそ感じられる贅沢なものだと思う。友達もおらず、自分が会いたいと思える人が全くいなかったら、一人の気楽さはただの寂しいだけの孤独として私にまとわりついていたかもしれない。

いつも会ってくれる友達、久しぶりに会いたいと思ってくれる友人や知人のありがたみを感じながら、私はこれからもお膳立てされた孤独に浸って人生を楽しもうと思う。