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【ライブ感想】3月総集編

はじめに
3月は4本のライブに参加しました。
・3/8 ユニコーン@東京国際フォーラム
・3/9 ストレイテナー@Zepp DiverCity
・3/10 Helsinki Lambda Club/Khaki @東京キネマ倶楽部
・3/23 鹿の一族/UlulU @渋谷La.mama

それぞれの感想を書いていきます。



・3/8 ユニコーン@東京国際フォーラム

もともと「日程的に行けなさそう」と思ってチケットを取っていなかったのですが、ギリギリで「あれもしかしたら定時退勤できるかもしれない、そしてまだチケットがある!」となり行けました。

約2年ぶりのユニコーン、今までユニコーンを見てきたのは2000人ぐらいのホールだったので、その倍くらいのキャパの国際フォーラムではどんな感じかな、とわくわくしていました。

1曲目のクロスロードが始まる時に、某テーマパークのなんらかのアトラクションのお城みたいなステージセットがバン!と見えて「うお!」とびっくりしていると、5人がステージの下のほうから上がってきて登場。会場大盛り上がりで最初からテンションマックス。

アルバム「クロスロード」は短めで元気&過去曲のオマージュっぽい曲もありの楽しい雰囲気が素敵なのですが、ライブのセットリストも、そんなアルバムの雰囲気に合わせて元気な曲が多めで楽しかったです。
個人的に特に嬉しかったのは

・与える男
→多分ライブで聴いたの初めてだと思います。シンプルで豪快なリフがかっこよかった。やっぱり民生とテッシーのギターは最高だ。

・オカゲサマ
→ABEDONと民生がトランペットと(多分)サックスを吹いていてびっくり。
ユニコーンってみんななんでもできるの忘れてた。
ホーンが入ると一気にお祭りみたいな気分になりますね。

・デジタルスープ
→この曲もリフが大好き。へんてこな曲名で大名曲なのがずるいなと思う。(ユニコ―ンはいつもそうですね)

・すばらしい日々
→ユニコーンの中で一番好きな曲で、この曲を聴くまでは絶対に生きてやると思っていて、この日初めて聴けました。感動のあまり記憶がほぼない、、

ところで、私は「リンダリンダリンダ」という映画が大好きです。
内容は、高校生の女の子が文化祭のステージに向けて期間限定でバンドを組むというものです(←バンドのベーシスト役でベボベの関根さんが出てます)。
この映画で主人公たちの先輩が弾き語りで「すばらしい日々」をカバーしていて、「なんだこのいい曲は?!」と驚愕し、この時初めてすばらしい日々を知りました。多分中学~高校生くらいの時だと思います。
そこから、人生においていいことがあっても嫌なことがあっても、ずっと「すばらしい日々」と生きてきたので、イントロのアルペジオが流れてきたとき、人生のいろいろな場面がぐわっと蘇ってきました。

こんな曲に会えて、まして生で聴けるなんてなかなかない機会だと思うので、今後もこの日のすばらしい日々を抱きしめながら生きていこうと思います。

・3/9 ストレイテナー@Zepp DiverCity

このライブは、、とにかくすごかったですね。(語彙力0)
ストレイテナーのライブはそんなに頻繁に行っているわけではないのですが、キャリアを重ねるごとに演奏のすごみが増していて、いつも圧倒されます。

特に印象に残っているのは
・ネクサス
→1曲目から圧(特にリズム隊)がすごくて「これだよこれこれ」ってなりました。

・クラッシュ
→目が覚めるようなイントロから始まり、厳かな雰囲気のAメロBメロ→力強いサビの流れがかっこよかった。曲調と演奏と歌詞ががっちり合っていてパワーのある曲だなと思いました。

・Toneless Twilight
→光のさしてくるようなサビが美しかったです。

・BRAND NEW EVERYTHING
→いつぞやのツアーで私が行った公演では演奏されず、他の公演では演奏されているのを後日発見して「く、悔しい・・・!」と思っていた曲。この日にとうとう聴けてよかったです。
この曲の、雨上がりの朝みたいな雰囲気が大好きです。

・MAGIC WORDS
→イントロを聴いて、この曲大好きなのに最近聴いてなかったな、と思い出しました。テナーの初期の、こういう底抜けに明るくてテンポが速い曲は、聴いている側が楽しいのはもちろん、演奏しているメンバーたちもいきいきしていて「ここに来てよかったな」と思います。原点。

・3/10 Helsinki Lambda Club/Khaki @東京キネマ倶楽部

初めての東京キネマ倶楽部、まず内装に驚きました。
バブリーというか、、花柄の絨毯が敷かれているエリアがあったり、ステージ脇の楽器がおかれている場所になにやらすごく豪華なカーテンがあったり、見た目からしていつものライブハウスとだいぶ違っていて面白かったです。
そしてこの日、対バンイベントあるあるの「目当てのバンドはどっちですか」という質問に対し「どちらもです」と答えたところ、係員の方からめっちゃ困惑した表情で「え、えっと、、どちらかというと?!」と聞き返されて笑ってしまいました。いつも「どちらもです」が許されていたので、今回のスタイルは初めてでした笑 どちらを答えたかは内緒にしておきます。

まずOAでNikoん。失礼ながら全く存じ上げなかったのですがベースがすごかったです。ずっと細かく音階が動き続けていて、このバンドの独特の不思議な雰囲気はこのベースが作り出しているのではないかな、と。
そして、ベースの方は細かくベースを弾きながらコーラスもやっていて、終始「ベースがすごい、、」の感情に支配されていたステージでした。
(もちろんギターもドラムもかっこよかったです。ギタボの方は一目見てeastern youthの吉野さんをちょっと思い出す雰囲気でした)

次はKhaki。東京キネマ倶楽部の雰囲気とめっちゃ合っていました。
特に「pao」の途中からリズムがちょっと変わって(私が)うまく乗れなくなるところとか、「子宮」のポエトリーリーディングっぽい歌い方をする箇所とか、ちょっと怪しげなキネマ倶楽部の感じそのものだなと。
またキネマ倶楽部でKhakiを見たいです。

ラストはヘルシンキ。
1曲目のGolden Morningがすごくうれしかった。
アルバム「ヘルシンキラムダクラブへようこそ」の中でも大好きな曲なのですが、去年のアルバムツアーで私が行った公演では演奏されなかった(←いつもこのパターンですね笑)ので満を持して聴けました。クラシカルなロックの雰囲気と、日本のお祭りみたいな雰囲気の融合がかっこいい。

あとSee The Lightも!
この曲はプログレというんですかね?長い曲(7分半くらい)で、曲の中でどんどん雰囲気とかリズムが変わっていくタイプの曲。
私は特に最後の方のがちゃがちゃ盛り上がっていくセッションパートが大好きです。かっこよかった。
こういう長い曲を対バンイベントで演奏してくれるのがありがたいです。(くるりがロッキンでTokyo OPを演奏してくれたときの「おいまじか?!」という感情を思い出しました)
イベントでも、短くてノリのいい曲だけでなく、ヘルシンキのいろいろな面を見せてくれるのがうれしい。今後もぜひそのままでお願いします。

・3/23 鹿の一族/UlulU @渋谷La.mama

この日、実は会社のスポーツ大会のあとライブに向かいました。
そのためライブ前の時点で体がすでに筋肉痛で、「これはいかん、立っていられないかもしれない」と思っていたのですがライブは全然大丈夫でした。(帰ってから筋肉痛が治るまで4日ぐらいかかりましたが、、)

ラママはこの日初めて行きました。
月見ル君思フと同様ドリンク代700円でビビりましたが、なんとドリンクチケットとソフトクリームを交換できました。
二泊三日の北海道旅行でソフトクリーム10個食べたくらいにはソフトクリーム大好き人間なので、かなりテンションが上がりました。
ソフトクリーム、甘さ控えめでおいしかったです。

まずはUlulU。新曲多めで嬉しかったです。
UlulUは、重めで心に染み入るミドルナンバーが十八番というイメージですが、新曲は明るくてテンポ早めのものもあり、アルバム(かEPかはわかりませんが)がさらに楽しみになりました。
既存曲ももちろん最高でした。
大好きな「愛の讃歌」を久々に聴けて生き返った。たっぷり溜める歌い方がより夕暮れっぽさを演出していました。
「イルミナント」は何度聴いても苦しくなる、だがそこが最高。「太陽の光を浴びて育ったあの人に勝てるわけがないでしょ」なんて歌詞どこから出てくるのだろう。

次は鹿の一族。数年前から気になっていて初めて見られました。
曲はあんまりわからなかったのですが、毎週テレビで聴いている松崎ナオさんの生ボイスを初めて聴けて感無量です。美しい声なだけでなく、歌い出しとか語尾の発声がちょっと特徴的で心に引っかかる、唯一無二の声だと思います。

この日特に印象的だったのは童謡「朧月夜」のカバー。
普段から鹿の一族はライブでよく童謡のカバーをしているそう。
最初から鹿の一族の曲だったのでは?ってぐらいしっくりきました。

MCも楽しくて、また行きたいなと思いました。


今回の感想は以上です。
4月以降、今までと比べると行く予定のライブ本数があまり多くないので、できたら去年みたいに1本ずつライブの感想を書けるようにがんばろうと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。




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