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【京都旅4日目】あんこ一乗寺へ行く



お盆休み明けの今朝、この世の終わりのような気分のanneです。(書き始めて3日経過している)

そんなことはさておき、6月に行った京都旅の記事ですが、ようやく最終日を迎えることとなりました。

もう夏が終わるって!

以前、マイペースでいいんだよ、と優しいお言葉を頂いたのをいいことに、のんびりし過ぎました。

長期に渡りすぎてしまい飽きられてる感が否めないのですが、もう1日だけ、どうかおつきあい下さいませ。(たぶん終われるはず)



最終日13:00頃には京都を出発しなければなりません。

当初の予定では

【3日目】鞍馬の帰りに一乗寺界隈

4日目】南禅寺水路閣(早朝)からの広隆寺 → ランチ後、京都出発

が、3日目の予定を大幅に変えてしまったので、4日目最終日をどうしようか悩むところ。

前日に弱い自分が出てしまったため、想い出深いところは諦めるのが賢明と判断。(まだまだだな)

当初の旅の目的だったはずの弥勒菩薩さまに会いに行くことは断念。

半日しかないので鞍馬へは行けるはずもなく一乗寺へ向かいます。

一乗寺といえばラーメン激戦区
どこが美味しいのかは全く知りませんが、京都らしく背脂コッテリだけど意外とあっさりを狙いたい。
お店は決めてあるんだよね~。

それと、昔にサライだったか、なんかの雑誌で見かけてずっと気になっていた、パン屋さん

以前から気になっていた可愛いお地蔵さまがいるお寺

以上3ヶ所の予定でバスに乗ります


四条河原町にて乗車


激混みバス

こんな状況になってからバスを敬遠したり、京都旅からも遠ざかっていたんだよなぁ。

激混みバスは地元の方、観光客らしい方、バトミントンのラケットを持った中学生たちがごっちゃり!

地元の方には大変申し訳ないことです。

嫌だけど、本当は嫌だけども、バスは観光客運賃適用してもいいよね。

そうすると市民は証明書を見せなきゃならなくなったりで、それはそれで面倒なことになるのかしら?

6月でこんなだと、桜や紅葉の時期を想像すると恐ろしいよ。

本当にゴメンなさい。
でも、私たち京都が大好きなんです(許して)


一乗寺木ノ本町で下車



てくてく



あった!ここ!可愛らしい店構え♡

ずっと来たかった
ずっと食べたかった

まただよ
肝心のパンの写真がない!

撮らなかったのか?撮ったはずなんだけど

いや、撮らなかったんだ。

そうだ!思い出した。

コルネ、クリスプと書いてある看板

コレと買ったコルネを一緒に撮りたかった


そのとき、店員さんに「すみません」て声をかけられたんだった。

あ、すみません、と返しながら横を見るとと、これからガラス拭きを始めようとしているムッとした顔の店員さんが。

邪魔だね。邪魔だったね。ゴメンなさい。

こ〜んなに大きなウインドウなのに?
いま私がいるところから、やり始めるの?
撮影禁止だったのかしら?外でもダメなの?

邪魔!って言われたみたいで悲しくなって(というより恥ずかしくなって)あとからどうでもよくなって写真撮る気持ちになれなかったんだった。
こういう残念な気持ちは味覚にも左右されるもんなのよ。

便利な賑やかし帯
ありがとー!


パンの写真がないので

お味は?コルネはサックサックで美味しかった!
クリームはホイップよりもカスタードが美味しい。

1個のコルネを2種のクリームでハーフ&ハーフにしてもらったやつを2個も食べたんだけど、1つは真ん中にクリームがはいっておらず残念でした。

ある。こういう商品あるよね。
十年以上も思い続けて相当ハードルが上がっていたせいかしら。

コルネが売りらしいけど、もう1つ買っておいたフランス生地にクランベリーとチーズが練り込まれたパンの方が美味しいと思ったな。
好みの問題です。
とても美味しいパン屋さんなのは間違いないです。

ちょうど行った頃の記事を見つけたので読んでみてね。


てくてく



次の目的地まではバスだと一区間。
中途半端な距離だし停留所からは坂道っぽいのでタクシーを拾うことに


タクシーから軽い登り坂の景色を眺めながら思う。うん、乗って正解!

が、が、住宅街に入ると細い道路で路駐の車がいて先に進めない。

ちょっと待っててと運転手であろう人に頭を下げながら手で合図をされる。

移動してくれるのかと思いきや全然避けてくれない。

タクシードライバーはメーターを止めてくれる気配もない。
かと言ってバックして別の道を行こうともせず。

しびれをきらして

あんこ『あの、別の道から行けないのですか?』

タクシー運転手「この先なんですよね」

あんこ『なら、ここから近いのですか?ここで降ろしてもらって歩ける距離なら降りて歩きます』

タクシー運転手「う〜ん、どうかなぁ」という返事

そっかぁ、もう少し距離があるんだろうなと思い待ってみる。

そうこうしている間にも
メーターは既に2回あがっている。

路駐の運転手は相変わらず待ってての合図を何回も繰り返し避けてはくれない

さらにメーターが上がる、これで3回目だ

どんどんとメーターは上がる一方

あんこ『動きそうにないんで、もうここで降ります』

タクシーを降り、歩き出すと路駐車は家から出て来た人を乗せ出発

なんだよもうー!(心の声)

歩き出して少しするとタクシーが私の横を通り過ぎようとするかしないかと同時に目的地のお寺が目の前に

おい!こら!おっさん!待て!
きいたよね?
なにが「う〜ん、どうかなぁ」だ??
あそこから100メートルもなかったぞーー!

※いま検索してみたら徒歩1分60mだった

汚い言葉で声を荒げてすみません
あくまでも心の声です

仕方ない。観光税ということで…

お寺の前で煩悩むき出しはいけません(冷静に冷静に)

が、悟りを開いたわけでも何でもない凡人の私は『おっさんは煩悩むき出しじゃないか!ちっ!』とか思ってしまうんだよね。

もっと優しい心持とうね、私


瑞巌山 圓光寺


 慶長6年(1601年)徳川家康は国内教学の発展を図るため、下野足利学校第九代学頭・三要元佶(閑室)禅師を招き、伏見に圓光寺を建立し学校としました。
 圓光寺学校が開かれると、僧俗を問わず入学を許しました。また、孔子家語・貞観政要など多くの書籍を刊行し、これらの書物は伏見版または圓光寺版と称されています。当寺には出版に使用された木活字が現存しており、我国出版文化史上特筆すべき寺院であるといえるでしょう。
 寺内には本尊千手観世音菩薩坐像(伝運慶作)・開山元佶禅師頂相(重文)・雨竹風竹図屏風六曲一双(円山応挙作・重文)・日本最古の木製活字約五万個(重文)があります。
 山門を入ると、枯山水「奔龍庭」、苔と紅葉の美しい「十牛之庭」があります。洛北でもっとも古い池といわれる栖龍池、澄んだ音色が響く水琴窟とともに洛北の静寂さをかもしだしております。

圓光寺HPより


奔龍庭
龍が奔り 雲海が煌めく。

渦を巻き、様々な流れを見せる白砂を雲海に見立て、天空を自在に奔る龍を石組であらわした平成の枯山水である奔龍庭。(HPより)

こっちじゃないや
こっちだね

龍はどこ?手前の石が頭かな?

わかる人いたら教えて下さい。


御本尊

パンフレット撮り



「圓光寺版(伏見版)木活字」(重文)

パンフレット撮り

慶長4年(1599年)家康公に贈られた日本最古の木活字

これを拝見するまで、家康の時代に印刷物があったことも全く知りませんでした。

全部手書きなのだと思ってた。

もしかしてこれって、アホ発言?



参考資料(印刷博物館より)を見つけました

伏見版『六韜』

印刷博物館より

収蔵品

1604年(慶長9年)頃制作/サイズ:198×282×11mm(横×縦×厚み)

資料番号:71688

本書は徳川家康が印刷させた中国古代の兵法書です。家康がつくらせた伏見版木活字が使用されています。家康は7種の伏見版を刊行しましたが、その中で『三略』と『六韜』は、1599(慶長4)年、1600(慶長5)年、1604(慶長9)年と、3度も重版されました。当館の所蔵品は、1604年の刊行かと思われます。

印刷博物館より一部抜粋

もしかしたら圓光寺の木活字版で印刷された書なのかもしれません。


額縁庭園

新緑の時期には眩い緑と生命の躍動を感じ、秋には色とりどりの美しい紅葉を楽しむ。秋の終わりが訪れる頃には庭一面に広がる壮大な敷紅葉の中に佇み、雪が降ると色を消した白の世界に身を置いて、四季の移り変わりを思い起こす。十牛之庭では一年を通して様々な景色を楽しんでいただくことができます。(HPより)


十牛之庭

分かりやすい写真撮ってませんでした
ご勘弁を
なので圓光寺HPより

禅の悟りに至る道。

牛を追う牧童の様子が描かれた「十牛図」を題材にして、近世初期に造られた池泉回遊式庭園です。十牛図に描かれた牛は、人間が生まれながらに持っている仏心をあらわしています。牧童が禅の悟りにいたるまでの道程であり、懸命に探し求めていた悟りは自らの中にあったという物語です。庭園南側には洛北最古の泉水、栖龍池があります。(HPより)


「十牛図」
簡単に説明してくれている動画がありました。

もっと詳しい動画も色々あるので気になる方は検索してみてね。


庭の中には、きっと皆さんもどこかで見かけたコトのある、このお方

ごめんねnikon撮り

色んなところで素敵な写真を記憶しているからか何枚撮ってもスマホ撮りでは満足いかないものなのね


スマホ撮り

ここで、どんだけ時間を割いたことか
1人じゃなかったらなかなか出来ないよね。

とりあえず腰と膝が限界なので諦め退散
ちゃんと撮れるようになりたいと、つくづく思う。


応挙竹林



今回の旅で3箇所目の竹林

どこが一番良かったかというと

写真映えなら化野念仏寺

人混みを避けたいのなら、ここ圓光寺

土曜日午前というのに外国人は1人もいません。

日本人も5組くらいなもんでした。

嵐山は行くもんじゃありません。
平日というのに朝から日本人も外国人もそこそこいます。


水琴窟

お花の影がかわいいよね
計算されつくしてる




四季草花図(琳派彩還)


読めます?

琳派彩還ていうんだって
こんなようなの美の巨人で見た気がする
違うかな?


いつのものなのか
だれが書いたものなのか分からず
無名の方なのかな


随分と時間がかかってしまったので
時間があればと思っていた詩仙堂には行けず(帰ってから地図みたらとても近い!)

パンを4つも食べてしまったから
お腹の余裕もなく
タクシーも拾えず

念願の京都ラーメンは諦め帰ることに



一乗寺下り松から四条河原町駅へ


ホテルのフロントに荷物を預け
何時に戻るのかと聞かれていたので
12:00と伝えたはず

なのに

誰もいない…

タブレットが置いてあり

これで呼んでねと書いてあるのに

誰も来ない…

何回呼び出しても何分待っても

誰も来なーい!

おーい!どうなってんの~!

しゃーない、電話しよ

誰も出ない…

はて?すでに12:30ですが?

どうしたらいいわけ?


途方にくれて系列の他ホテルに電話

出た!

事情を説明したら
連絡しておきますとの回答

5分待ったのか10分まったのか

イライラが…イライラが…

と、フロント横のエレベーターから

スタッフが1人降りてくる

すみませんでも
お待たせしましたでもなく

ずっとここに書いてある通り呼んでたんですけど?
電話もしたんですけど出ないから、あっちのホテルに連絡させてもらいました。

と言っても無視されちゃって

表情は怒ってる風でも申し訳無さそうでもなく…

あれ?もしかして?と思ってたら

ちゃんと最後は
ありがとうございましたって言われた。

喋れるんじゃん!

ここのホテル滞在中ずっと
とってもとってもとーーっても対応のいい
外国人スタッフだったんです。

安くて綺麗で立地もよくて評価5だったんです。

もー最後で台無し

日本人スタッフ、がんばれ!!

彼女はいったい何してたんでしょ?


最終日の京都は残念なことが多かったのは、もしかして自分自身が疲れが溜まって、自覚ないけどイライラしてたのかも。


こんな気持ちで締めくくりたくないので

大好きマンゴー
近所のデパ地下で買った

関西の人は、こういうウンマイモンを食べてるのか!

北海道の田舎もんは、こんなもんで簡単に満足しちゃうんだよ♪

めでたくニッコニコで京都をあとに

京都とお別れし空港へ

あんこの京都旅はコレでおしまい。


長い間おつきあいいただき感謝です!


おまけ


愚痴が多かったので最後はこの方の記事で癒されて下さいな。

今回、一乗寺に行こうと思い立ったのは、popoちゃんの記事を読んで。

ずっと行きたいと思っていたけれど、どうもあちら側は少し遠い気がして(電車だと乗り換え必要)敬遠していたけれど、鞍馬と同じ沿線だから帰りに寄れる!と思い立ったのがきっかけ。

こんな可愛らしい記事を読んでしまったら、行くしかないでしょ♡


一回で終わらせようとしたら怒涛の5000字超えに!
読まれない、こんな長いの読まれないよ~!



それでも最後まで読んでくれた貴方へ
今日も読んでくれてありがとう!



















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