まだまだこれから。

みなさん、お久しぶりです。愛です。
そして明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

長らく更新できず、すみません。
卒論やら旅行やら年末年始やら忙しくて・・・
ってこれは言い訳ですね。
まだ言い訳できるってことは余裕があるってことですね(笑)


さて、今回お話ししたいのは
私が新しくかかわり始めたプロジェクトのことです。

4年生にもなって、しかも卒業まであと少しだと言う中で
後輩に誘われたのをきっかけに
非常に楽しく、新鮮な気持ちで挑んでいるのが
「NEO」という私の住む街を拠点とした
中高生×学生・大人のMV制作プロジェクトです。

中高生の生の声と
大人に足を踏み入れ始めた大学生の声。
それらを集めて、1曲の歌にします。

作詞作曲、動画撮影・編集、ダンスまで
MV制作に関わること全てを
「やってみる」
「挑戦してみる」

そして、
「新しいものをつくりだす」プロジェクトです。


中高生と関わることなんてほとんどないし、
自分と知り合いの人としか話せないような感じなのに
よくまぁこんなプロジェクトに顔を出したなぁと
思っていますが!!!
なんの役にも立たない人が紛れ込んでしましました(笑)

ごめんなさいの一言に尽きますが、、、
年や学年、学校の垣根を超えて、
みんなといいものをつくれたらなぁと思っています。


このプロジェクトを主催しているのは大学の後輩です。
しっかりしていて、自分の意見を持っていて、
コミュニケーション能力高くて、よくしゃべる。
一生懸命でとってもいい後輩です。

その後輩が宣伝しているのを見て、
おもわずラインを送ってしまいました(笑)
「なんにも役に立たんけど参加させて~」と。


単純に「面白そう」
そう思ったのが始まりです。

でも、もうひとつ。

「まだ終わりたくない」

大学の最後の舞台を奪われた当てつけでもあります。
コロナでダンス部の引退舞台、学園祭は中止。
久しぶりにみんなで集まろうと気軽には言えず、
卒業式もどうなるかわからない。

完全なる消化不良で、
卒論やバイト、習い事(こないだまでは就活)の間をぬって
いろんなことに顔を突っ込んでいます。



私は今日初めてプロジェクト会議に参加したのですが、
全体では今日が2回目の会議でした。

前回は歌の大まかなテーマや流れを決めたようです。
「中高生の叫び」として普段の生活の悩みや不満、
挑戦したいことややりたいこと、単純な願い事。
ポジティブなものからネガティブなものまで、
いろんな「本心」を言い合ってテーマに近づけていきました。


昨日は、歌の歌詞を考えてみようの会。

今の中高生は
「こんなことを考えていて、感じているのか」と
驚きの連続。

私もやや大人になって、
自分の中高生時代を振り返ってみて
「ここまで考えてなかったなぁ」と。
「みんな大人やなぁ」とつくづく思いました。


気になったワードとしては、
中学生の女の子が言った

「大人でも子どもでもなくて
 ”中学生”として見てほしい」

保護者がいないとなにもできないけど、
都合のいい時には大人扱いされて、
その狭間にいるからできることもできない。
私達だってやればできるのに...


そして高校生の男の子が言った言葉。

「学ばされてる感、やらされてる感」

自由度は上がるけれど、
「みんな一緒」が一番良くて、個人が抑圧される。
なんのためにこれをするのか目的が分からない。
もっと広い世界を私達も見たいのに...


私の中高生時代はそれはもう気楽なものでした。
私は家が大好きで、
学校が終わったらすぐに帰りたいタイプで、
親にほとんど怒られることも
何かを言われることもなかったので、
比較的自由に、褒められまくって育ちました。

やりたいことはやれていたし、
子どもでも大人でも今が楽しきゃいいじゃんって感じ。

だから中高生の頃、不安もなければストレスもなかったです。
独り立ちなんてもってのほか。
家を出たいなんて一度も思ったことがありませんでした。

どこかに飛び出したいとも、見たいとも、
家族じゃない誰かと会って話したいとも、
そもそもが自分が狭い世界の中にいると思ってなかったんですよね。
私はそこしか知らないから。
そこが居心地が良すぎるから、見ようともしなかったんですね。

人や環境に恵まれてきて
それは今でもすごく感謝してます。
だって今の私がいるのは、そのおかげだから。

でも今思うと
ずっと「井の中の蛙」だったんですよね。
「大海」を知るのが怖かったんですね。

ただの臆病者で、
みんなが一歩踏み出す時には
スタートラインにすら立っていない状態で、
その場でひたすら足踏みしていた状態。

でも手の届くところに満足できるものが
たくさん転がっていたから、
それを拾っていれば楽しかった。
歩き出していなくても、ただひたすらに楽しかったですね。


こうやって生きて来たのは、
私に合っていた生き方だったと思うし、
多分これからもこの方が生きやすいけど、
本当にこのままでいいのかなとふと思うこともあります。
昨日中高生の話を聞いて、
プロジェクトリーダーとして頑張ってる後輩を見て、
「あ、私なんもできないや」って。

今までのことは私のいい思い出ではあるけれど、
就職を機に外に出るのが未だに怖い。
私生きていけるかなぁって。
家に誰もいない生活に慣れるまでどんだけかかるかなぁって。
ご飯作って洗濯して、掃除して...
そんなに効率よく暮らしていけるかなぁって。

というか私も「不安」を感じてますね。
今になって。


でもこの作っている歌は「希望の歌」です。

「不安も不満もたくさんあるけれど、
 やりたいことを全力でやって、楽しもう!」

完成が楽しみだなぁと心から思います。
協力できることは協力して、
私もまだまだ楽しむぞ~!!!!!


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