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2024年上半期の振り返り つづき

2024年上半期で、もう少しできたらよかったなと思うことは、実家の畑だ。

昨年、母の介護のために実家に頻繁に行くようになり、父が細々とやっていた畑で、一緒に野菜を作るようになった。

この畑での野菜作りが思った以上に面白く、自然に触れることもできて、なおかつ、できた野菜が新鮮でおいしいということで、これからもやりたいと思ったのだが。

母が亡くなり、そこまで頻繁に実家に行かなくてよくなった今年は、昨年ほど細かく野菜の世話ができていない。父は、いったん植えたらほっておけばいい、じゃがいもや玉ねぎは好んで育てるが、もともと世話が必要な夏野菜などはあまり真剣に作ってこなかったため、細かな世話をしようとしない。

なので最低限の水やりなどはしてくれるけど、私がいかないと、野菜は伸び放題で、虫にも食われ放題になってしまう。なので、もっと世話をしに行けたらいいのだが、、、

正直、母がおらず、父が一人暮らしになった実家にはあまり足が向かないのだ。ごめんよ、お父さん。

父は、掃除洗濯から食事の用意まで、身の回りのことは一通りできるため、私が何かを手伝わないといけないことは今のところない。ただ、一人になって寂しいのか、「次はいつ来る」等、以前はしてこなかった連絡もわりと頻繁に来るようになった。母が飼っていた猫がいるが、父とは仲が悪い。

高齢でもあるし、何かと心配な面と、一人では寂しいかなと思うので、顔をみに行ったほうがいいのだろうが、どこか気が重いのだ。ただ、実家に帰ることが気が重い、疲れるということは、実は今に始まったことではなくもともと感じていたことではある。

父が、母が、という前に、実家という存在自体が、どこか重く感じてしてしまうのだと思う。父が長男であり、うちの実家は、私たち家族だけでなく、親戚にとっても実家という存在でもある。そんな実家を継ぐことになっているのだが、、、大丈夫かな。父がいなくなったら(なんてことあまり言ったらいけないのかもだけど)もう少し気軽になるのだろうか、、、

なんて言いながら、住みやすくリフォームしてやろうなどと、ちゃっかり考えてもいるのだが。

そんなことを考えていて、ふと、野菜作りと実家が紐づいて、どこかしんどく感じているのだなという気がした。野菜作りは、自分にとっては、日々の食事を健康で安全なものにしたいというモチベーションと結びついているものでもある。そちらのパイプを太く考えていく方が、気楽に野菜作りができるのではないかと思ったりもした。

もう少し、距離が近ければ、朝のうちにちょっと行くということもできるのだろうけどな~

ままならないことに、もどかしさを感じたりもするのだけれど、せっかくやり始めた楽しいことなので、自分に無理のないように、工夫をしながら続けられたらなと思っている。

今年ダメでも、来年、再来年があるものね。年を重ねていい塩梅や距離感を見つけていけたらと思う。

うん、焦らずに行こう!

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