思わぬタイミングでの畑デビュー

母の介護で、しばらく実家に帰ったことをきっかけに、畑デビュー(畑で自分の野菜を育てることを)することになりました。

私の実家は、とても田舎にありまして、なおかつもとは山裾に一軒だけ建っていたために(現在は数件のお隣さんができましたが)、わりとというかかなり広い範囲に勢力を伸ばすことができ、誰の土地かよくわからないままに、うちが畑として使っているという既成事実婚のような状態です。そこでかつては祖父が畑をしていたのですが、今は父が引き継ぎ、野菜を作っています。

実家に帰ってみて改めて思ったのですが、なんて、なんて素晴らしい環境!畑だけでなく、もと祖父の家が建っていた場所も今は更地になり、なんだかこの緑に囲まれたエネルギッシュな場所を使い放題・・・え、これお宝ちゃうん!?と。そんなこんなで、この土地を活かさない手はないではないかと、思いいたった次第です。

若い頃は自分が畑をやるなんて、考えもしませんでした。もちろん、子どもの頃はこんな田舎、早く出て行ってやるということしか考えていませんでした。テレビなどで観るナチュラル思考の人(田舎に移住するとか)のスタイルに憧れはあっても、自分がそんなことをするなんて。やっぱり都会的なことへの憧れがあったし、そんな時間もないと思っていました。

それが、昨年くらいから自分の価値観が変化してきたこともあり(コロナの影響もあるのでしょうが、この辺のことはまた別で書く予定です)、今の日本で生き延びるための自給自足の重要性や、自然に沿った生活の大事さなどを改めて実感し、何週もまわって、自分に与えられている環境の素晴らしさに改めて気づいたという感じです。

できれば、この環境を自分の周りの自然を愛する人たちと共有したい。
まずはみんなでバーベキューしたい!窯を作って、ピザを焼きたい!!テラス作ってハンモックで昼寝したい!!!と、私の頭は妄想を始めるわけですが・・・(結局そっち方向なんかい 笑)

冷静な父からは、「まずはお前が畑をできるようになりなさい」と、至極もっともな教示を頂き、「あ、やっぱ、そうですよね~」と、まずは私が畑デビューをした次第です。

実際に、父と一緒に野菜の苗を買いに行き、自分で畑に植えてみると、これだけで(害虫とか気候とか、猪被害とかいろいろあるんでしょうけど)野菜が育って、食べれるものになるのかと思うと、自然てすごいなと改めて思いました。

大地、太陽、水。地球にはなんでもあるんだなと。「私たちだって、まだまだ生きていける!だって地球から生まれたんだから♪」そんなおおらかな気持ちにもなってきます。

とにかく、夏野菜が無事に育ってくれることを祈りつつ、まずは自然のなかでの畑ライフを楽しんでいきたいと思っています!

ということで、随時報告をお楽しみにお待ちください^^

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