余裕があるといろいろできる

現在、私は1か月の有給休暇中だ。

前半は、色んな用事や人と会う予定を詰め込んでしまい、忙しかったのだが、ようやく予定も落ち着きゆっくりでき始めている。

休みで余裕があると何がいいかというと、日常のちょっとした気がかりをすぐに処理できることだ。

例えば、乾いた洗濯物をたたむ、植木鉢の花に水をやる、玄関に置きっぱなしになっている荷物を2階に持って上がる等々、ちょっとしたことなのだからできるはずのことが、毎日の仕事に追われていると面倒くさくて手が付けられず、何日も気になったままほったらかしで過ごすことになる。

横目で見ながら何日も過ごしすうちに、この小さなチリのようなものが、どんどん部屋にも心にも積もっていっているのだろうなと思う。

それがちょっとの時間があるだけで、すっすと片付いていくことに、改めて実際の時間の余裕、それに付随する心の余裕は大事だと思ったのだ。

最近、うつ病を公表し、話題になっているサカナクションの山口一郎さんのInstagramが、よく上がってくる。

今日の投稿には、これまでは仕事の予定を詰め込み、ライブが済むとすぐ東京にとんぼ返りしていたが、今は予定を詰め込めないので、地方でゆっくりと足を延ばすこともできる、といったことを書かれており、『鬱になってから、僕は更にワクワクする方を選ぶようになっている。着なかった服を着るようにもなっている』と締めくくられていた。

うーん、本当にそうだよなーと。

仕事を詰め込み過ぎて、周りも見ずにただただ走っているなんて、そりゃあ鬱になって当然だよねと。病気になったことはしんどいことだけれど、それによって大事なことに気づくのは、人生をより良くするためのステップなのだろうと思う。

まぁ、仕事の忙しさのレベルはぜーんぜん違うでしょうけれど、、、

私も、あまりいろいろ詰め込み過ぎず、日常の余裕を残した生活をしていきたいなぁと改めて思ったのである。

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