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QEEG検査で検査した脳波を公開!

(前回の続き)
けっこうパニック障害の症状が出ている時に検査をしました。
電極付きの帽子を装着し、リラックスして座っている状態で検査をします。
髪が少し水で濡れます。だいたい15分くらいです。
密室ですので気分が悪くなったらいつでも言ってくださいと気遣ってくださいました。

人間は、脳の各部から以下のような周波数を出し続けています。
δ(デルタ波):0.5~4Hz未満  
θ(シータ波):4~8Hz未満 
α(アルファ波):8~13Hz未満
β(ベータ波):13~21Hz未満 
β(ハイベータ波):21~30Hz未満
γ(ガンマ波):30~70Hz未満

これらの脳波が、脳のどの位置からどんなタイミングでどのくらい出ているのかを画像にすることで、脳の各部位が正常に機能しているかどうかを診断するそうです。

脳波が弱いほど紺色、強いほど紫が表れます。弱くてもだめ、強くてもだめで、-1~1の平均が望ましいらしいです。
表にもあるように、68%の人が-1から1の色で脳波を表せるそうです。さらに98%の人が-2から2の色で表せるそう。その先の紺色や紫色が出る人は、全体の2%だそうです。

以下が私の脳波でした。

各数字がHz。2-3、3-4はデルタ波です。デルタ波は深い睡眠時に出現し覚醒時にはほとんど出現しないそうなのですが、私は思いっきり、それも2%の紫が出ちゃってます(´;ω;`)ウゥゥ
なぜ、ただ目を開けてボーっとしているだけなのに、睡眠中でもないのに、こんなにデルタ波が強いのかというと、熟睡してくれと促しているからだそうです。脳がクタクタなんですね。「脳疲労」って書かれています・・・。

さらに私の場合はベータ波が多めに出ています。ベータ波は緊張や不安、イライラなどストレスがかかっているときの脳波で、注意力を持ったり、不意に起こる事故などを防止するため、日常生活を送る中ではとても重要なものですが、多すぎるとストレス過多で負担になるそうです。
私は多く出ているため、不安を感じやすかったり、緊張しやすかったりで、こんな状態では安眠にならず、睡眠障害を表しているそうです。

次に、シータ波とベータ波のバランスを見たものです。

シータ波は、居眠りしそうなまどろみの状態の時に出る脳波ですが、これを覚醒時に出せれば、集中力を高めたり記憶力も高まるそうです。
ベータ波は先ほど書いたように日常生活をしている時に出している脳波です。
脳波は特にこの2つが大切なので、これらのバランスを見ることが大切だそうです。シータが強いほど赤で塗られます。ベータが強いほど青く塗られます。
私は、シータ波にまた紫出現!ベータももちろん多いですね。紺色です。

次はデルタ、シータ、アルファそれぞれの脳波でどれだけ情報を処理しているかを見たものです。

検査中は目を開けて壁を見ているだけなので、処理する情報量は少なめでよいはずなので、通常は水色に他の色がちょこちょこあるのが望ましいそうですが、シータとベータがやっぱり多めらしいです。

以上の脳波結果をまとめると、処理能力が高すぎて脳がオーバーフローしている状態。そして、おそらく視覚過敏、聴覚過敏だねと。
ここまでの脳疲労は800人に1人らしく、
「よく生きてたね~。頑張ったね~。」と言われる始末^^;

頑張ってたのね、わたし( ;∀;)

とにかく、脳疲労を改善して、睡眠をちゃんととれるようにしなければパニック障害は治らないと言われました。
これ、当たり前の話なんですが、私にとっては目から鱗だったのですよ。
自律神経を安定させたくていろいろ調べて勉強したりしてきたのに、結局いろんな知識を入れることで、さらに脳を疲労させていたよねって(笑)
空回りしていたんですね。

パニック障害になる人って、自分で言うのもなんですが真面目で勉強好きだと思うんですね。そして人にあまり頼るのが得意ではない。だから自分でなんとかしたいって思う人が多いと思うのですよ。

でも、自分ではなんとかならないこともあるよ!
とりあえず寝ましょう!!

・・・って言われても寝られないのがパニック障害ですよね💦

私の場合、2時間おきに起きてしまうという癖(?)がもう何十年もついてしまったので、いろいろ脳疲労に良いと言われているようなことをやったとしても、そう簡単には眠れないのです。もう睡眠薬も飲みたくない。

だから、脳疲労を取るために、TMS治療(経頭蓋磁気刺激)の力を借りてみることにしました。

つづく・・・





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