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鋭さに立ち向かうもの

人より何かを怖いとか嫌だとか気持ち悪いとか思う回数が多い代わりに、別の何かに感動したり喜びを感じる深度が高いのだと思う。
あなたなりの世界との触れ合い方を、無理やり変えようとするのはもったいないことだし、多分、誰も幸せにならない。
例えば今、こうして書いている文章や日記やなんてことない言葉たちだって、他の誰かと同じことが書けると思う?すれ違った人、電車で隣に座った人、同じようなものを見たらあなたと同じ言葉を話すと思う?
擦り切れるような痛みと引き換えに、誰よりも優しい言葉を手に入れたんだよ。
優しさが、鋭さの下位互換なんて、どうか、どうか、思わないで欲しい。


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