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Ngrok トークンを使用して 『Google Colab、Sagemaker Studio Labo』 などでトンネリングする方法 (Stable Diffusion Web UI や SD.NEXT にも対応)

この記事では、Google colab の無料枠で、SD.NEXT という、Stable Diffusion Web UI の亜種版 を実行する例を公開しています。

Google Colab や Sagemaker Studio Labo などで、下記をよく見かけることがあると思います。

ngrok_token="YOUR NGROK TOKEN"

これは、起動前に下記の「YOUR NGROK TOKEN」の場所にngrokトークンを入れる必要があります。

今回は、ngrokトークン の使い方と、Google Colab や Sagemaker Studio Labo で実際に使用する例 を説明していきたいと思います。


1.ngrokトークンとは?

ngrokトークンとは、ngrokというサービスを利用するために必要な認証情報です。この認証情報を使って、ローカルPC上で動いているネットワークサービスを外部に公開できます。

例えば、Google Colab や Sagemaker Studio Labo などで、Stable Diffusion Web UI などのコードを実行すると、下記のようなURLがでてくると思います。
http://0.0.0.0:7860
http://128.0.0.0:7860 

ngrokトークンを使うと、このような本来ローカルPCでしか開けないURLを、インターネット上からアクセスできるようにする事ができます。

2.ngrokトークンを取得するには?

ngrokトークンを取得するには、まずngrokの公式サイトからユーザ登録をします。大まかな流れは、下記だけです。

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