「子どもは時に残酷だよね」と思った日のこと(ワクチン1回目)
モデルナワクチンの1回目を接種した。おかげで疲れが溜まっている。
副反応自体はひどいものではないけれど、聞いていた通り、腕が痛い。動かすのはもちろん、触れるだけで、めっちゃ痛い。
料理よりも、掃除よりも、洗濯物を干すのがつらい。そして解熱剤を飲むほどではない微熱も、地味にしんどい。
37度5分の熱に、鼻づまり、吐き気……ええっと、完全に風邪だ。それでも普通の風邪よりつらく感じるのは、腕の痛さのせいだろうか?
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大人になると、しんどくても休めないときがある。
そんなときは「ひとつひとつやろう」と自分に言い聞かせて乗り切るのだが、そうやって精神を研ぎ澄ませているときでも「ママー!!」と割り込んでくるのが子どもだ。
そして彼らは時に残酷だ。うちの5歳娘にも同じことが言える。
「ママ、絵本読んで〜!」
「ママ、今日は腕が痛いから無理」
「右手は使えるはずよ!」
そりゃないぜ。鬼教官かよ。
というか、なんでそんなに偉そうなんだよ!
「ママ、お熱もあるから、あかんわー」
「そうなん?ママのこと助けたいから、私、何でもお手伝いするからね」
「え〜、ありがとう……」
「大好き!(ハグ)」
「……イダダダダダダー!」
頼む、今は何もしなくていいから、そっとしておいてくれ!!
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疲れがなかなか抜けないので、今回はこの辺で。5歳娘の残酷な瞬間、こうやって書いてみるとかわいいな。それでもやっぱり、2回目は、お手柔らかにね(切実)。
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