見出し画像

私の壮絶な人生 

20歳から23歳になった今までの壮絶な自分史です。今生きている感覚がない自分の生を残すために、またいつか記憶がなくなった時のために、未来の自分のために言葉にして残そう。そう思って書きました。

・20歳
大学2年生。上京してから初めての彼氏ができた。相手は3つ上の社会人。マッチングアプリで出会った。家族思いで友達思い、目標が明確にある人で情熱家。レディーファーストで気配りも良く、見た目も清潔感があり、大人の余裕があるなあというのが会話の中での第一印象。連絡は週に4回ほど取り合い、電話も週に1回、会うのは2週間に一度。程よい距離感でお互いにいい意味でラフに付き合えてたと思う。

でも、付き合ってから1ヶ月後、性病を移された。少し不審に思った私は彼に性病になったことを泣きながら打ち明けた。でも、「浮気は絶対にしない」と話していたこともあり、彼の以下の言い分を信じてしまった。
「母がヘルペスを持っているから多分遺伝かもしれない。男性は症状が出ないことも多いみたいだから。でも本当にごめんね。」と。

今思えば、ここから私の悪夢は始まってたんだと思う。確実に伏線だった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

そしてその2ヶ月後、私は夜道でレイプの被害にあった。あまりにも突然の出来事に憔悴した私は、深夜11時、一歩も歩けないほど震えた足で道端に泣きながら座り込み、気がつけば彼に電話をかけていた。

「助けて」

ここから先は

3,025字

¥ 300

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?