見出し画像

KIRINキャリア教育活動(Day1、2)での学び

はじめに


KIRINキャリア教育活動の2日間を経て、学ぶこと、感じたことは数多くあります。各日の様子は別の記事でまとめているので、そちらもご覧いただけると幸いです!

この記事では、2日間を通して学んだことを共有させていただければと思います。

目の前にある課題だけではなく、その先を見据えて行動していくこと


Brew Goodの田口さんの新規就農者に関するお話とキリンビールの東北ビール魂プロジェクトの参加経緯のお話から学んだことです。

農業において、目の前の課題が後継者不足であった時に、それはただ新規就農者を増やすだけでは解決にならない。増やした上で、続けられるようにするにはどうすべきかということ。
目の前の課題が継続的な自社の売り上げUPだとした時。自社の取り組みにとどまらずビール市場の先を見据えて、他の企業と協力して市場を盛り上げていくことが継続的な売り上げUPに間接的に繋がっていくこと。

ニュースや大学の授業で問題提起されるのは、目の前にある課題のことの方が多いですが、その課題の先を考えて行動していく、Brew Goodやキリンビールという会社がさらに魅力的に映るきっかけとなる学びでした。

モノをつくって販売するのに、その関係人口は多いほどいいこと

関係人口は一般的に地域や地域の人々と多様に関わる人々を指します。

ここでは今回のキャリア教育活動に参加させていただいた私たちのように、1度でもモノづくりの現場をみたり、間接的に関わりがあった人たちという意味で使わせていただきます。

ファンというと、すき!という比較的強い気持ちがある人のイメージが強いのですが、消費財であるビールのような製品だとそこまでの思い入れがなくとも、関わりがあったというだけでそれが一つの購入理由になると思います。

実際、飲食店でDay1で見学させていただいたいわて蔵ビールさんのクラフトビールを見かけて迷わずに注文していました(笑)

既に関係人口にある人は、沢山ある商品の中で、その商品を値段以外の理由で選ぶ大きな理由を内在している可能性が高いのかもしれない。
遠野という地域を訪れ、工場見学をさせていただいた1つの感想です。

つくった先に近い誰かがいたほうがいい

キリンビールで働く方に仕事でやりがいをお伺いした際に「お店でお客様のカゴにキリンのビールが入ってるのを目にする時や飲食店でキリンのビールが飲まれている時」と聞き、遠野醸造ができた背景には、コミュニティを作り、生産者も含め地域の人とビールの繋がりを生む目的もあったということを聞きました。

この時に思ったのは、モノづくりをするなら、それを消費してくれるお客様の感想がすぐに届いたり、使ったり、食べたり、飲んだりする場面を見れる環境がすぐにある方が、仕事のモチベーションも上がりやすいのではないかということです。

とても単純なことですが、モノづくりをする側としても、つくった先を創造できた方が思い入れも強くなり、より良い製品がつくられるのだと思います。


さいごに


2日間の体験をnoteに書き始めた時はこんなにも長くなってしまうとは、思ってもみませんでした。しかし、その位に自分にとっては充実した、濃い2日間でもありました。

これまでの記事で、この活動の魅力が伝わり、キャリア教育活動の参加を迷われている方の参加の動機の1つとなれば何よりです。

2024年の「一番搾り とれたてホップ生ビール」が販売される日が今から待ち遠しいです!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?