「怖い」について思うこと
「ママ、怖いの」
予防接種にいくとき
歯科検診へいくとき
1人で留守番をするとき
ママが出かけているとき
ずっとお休みしていた学校へ久しぶりに行くとき
先生がクラスのみんなにたくさん指示をするとき
ハリガリをしていて、相手が自分よりも早くベルを鳴らすとき
口癖のように「怖い」と言う小1次女。
彼女の「怖い」には、いろんな気持ちが含まれているのかもしれない。
予防接種や歯科検診は
「痛かったら、イヤだな」
留守番やママと離れているときは
「困ったときに、助けてくれる人がいなくて不安だよ」
久しぶりの学校は
「お休み前と同じように、友達は仲良くしてくれるかな」
先生の指示は
「たくさん言われても、全部やるのはたいへんだよ」
「できなくて、怒られたらイヤだな」
ハリガリ(カードゲーム)のベルを相手に先に鳴らされたとき
「勢いよく強い力でベルを鳴って、責められている気分」
思い返してみると、私自身も自分の気持ちを表現することが苦手だった。
ぴったりの表現を見つけられず、わずかに絞り出した言葉は、理解されず、誤解をうみ、怒られたことも何度もある。
大人になった今も、自分の本当の気持ちを表現するのは苦手。
なぜか怖くて、なかなか口にできない。
どうでもいいことは、いくらでも話せるのに。
話した相手に本当の気持ちを受け取って貰えなかったとき、傷つくのが嫌なんだと思う。
もしくは、相手が「わかったつもり」になって、「Aiってこんな人だよね」ってレッテルを貼られたり、弱みを握られたような心もとない気持ちになるからイヤなのかもしれない。
「怖い」という感情は、自分を守るためにあるのかもしれない。
次女の「怖い」も自分を守るためであるなら、無理させず、
「嫌だったらやらなくてもいい」「何かあれば、いつでも守るよ」
と伝えていけばいい。
怖くても、誰かが見ていてくれたら、少し安心するよね。
そんなお母さんでありたいです。
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