不幸自慢
誰かの1番になりたい
誰でもいい、誰かの1番でいたい
何かあったらすぐに駆けつけてなんて言わないから自分が死にたくなった時だけ大丈夫だと抱きしめて欲しい。
前に公園でポロッと話してしまった昔のこと
笑い混じりで話したし別にいいんだけど
それなら俺もって言ってきたあいつ
家は両親で高校生でバイトしないでお小遣い
欲しいものは親に買って貰えるあいつ
人の相談に不幸自慢してくるあいつ
いつしかそいつの話しか聞かないで
結局私は何も言えないまま
親に首を絞められることも包丁向けられることも
マンションから落ちろと脅されたことも
お前なんか居なければって言われる誕生日も
顔色伺って生きる日々も知らないような幸せな奴
周りの大人に消えろって思って威嚇してたら
自分が消えた方が早いことに気づいた
大丈夫、まだ大丈夫
何回一人で泣いても、
今日こそは言おうと決めてても
ずっと何も出来ないで溜まり続ける黒いもの
ここに書くことで少しだけ緩和してる
誰でもいいので愛してください
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