きれい好き?潔癖?見みえない細菌がストレスになってしまう人へ
私は極度の潔癖です。
私の強迫観念
・手を洗わないといられない
・人が触れたものに触れるのが不快(ドアノブや買い物カートなど)
・共有スペースに居るのがストレスになる
・除菌シートで清潔行動を繰り返す
・洗体や手洗いは儀式のように必ずしなければならないルーティンがある
私の潔癖行為を挙げればきりがありません。書ききれないほどありますし、細かいことを書くときっと読んでいる人はひいてしまうと思います。
コロナがさらに私の強迫観念に拍車をかけ、菌という見えない恐怖心が増しました。菌という言葉に敏感になり、外出するのも以前より億劫になりました。
日常のすべての物が汚く感じてしまい、1日に何度も手を洗うかアルコールで消毒します。
ストレスが溜まっている日にはさらに神経質になり、同じところを何度も掃除したり清潔行動を繰り返すことがよくあります。
しかしこれがまたストレスとなり、完全に負のループに陥ってしまいました。
強迫観念が大きくなるにつれ「ストレスがためる。このままでは、日常生活に支障が出てしまう。」と、いつしか思うようになりました。
そこで、なんとか克服しようと勉強したり調べたり、たくさん本や参考書を読みました。
そこで ゛手を洗いすぎてはいけない″ という本に出会いました。
このご時世に少し逆行していますが、これもまた健康のためのひとつとして知っているだけでも為になると思います。
・人間の体の成分はほとんと菌で出来ていること
・常在菌という菌が、私たちを守ってくれていること
・常在菌がいないと逆に汚れてしまい、病気になりやすいということ
人間が誕生した瞬間から、私たちは菌と共存してきました。人間は菌で出来ているため、多くの菌と共存することが私達自身を守ることになり、健康への第一の方法だそうです。
この人間と共存する常在菌は12時間かけて繁殖します。
しかしコロナ禍で行く先行く先でアルコール除菌をしている今は、常在菌が増える暇がありません。除菌も必要ですが、常在菌まで殺してしまうと、誰が人間を守ってくれるでしょうか。
体を守るためにしている行動が、健康の邪魔をしていることもあるようです。
乾燥肌
私はもともとアトピーでした。
高校を卒業するまでは、痒みに悩まされ、ずっと薬を塗っていました。今でも、掻いた傷跡は残っています。
その後アトピー症状は落ち着いたものの、ひどい乾燥肌です。冬になれば粉を拭いてしまうほどで、手は常にあかぎれ状態です。
どうして肌は乾燥するのか?
一概には言えませんが、やはりこれも″洗いすぎ″もあるようです。
体と同じように顔にも常在菌がいます。
それを繁殖する前に何度も洗ってしまえば菌は死にます。同時に肌のバリアも失われます。
バリアを失った肌は乾燥しますし、もちろん肌も荒れやすくなります。
本当の手洗い
たいていの菌は、石鹸やアルコールを使わなくても10秒の流水で流されてしまうそうです。大腸菌でさえ、これで流れてしまうそうです。
この本を読んで、少しだけですが、私は心が楽になりました。
必要な除菌や手洗いはしますが過度にやりすぎないように、そして石鹸を使う回数、アルコール消毒する回数を減らすようにしています。
菌や汚れは、人間に必要な存在。菌と共存して、長生きしよう!
心を楽に。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?