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たぶんAIと動物はコミュニケーションできるようになる。楽しみすぎる…

「カァー、カァー」

夕暮れ時、近所の公園の上空を慌ただしく家路に向かう2羽のカラスがいる。きっと「お腹空いた」「今日のご飯は何かな」って話しているのかもしれない。

僕にはカラスもイヌも、そしてネコとも話すことが出来ないけれど、きっとあと数年すればAIの力を借りて、さっきのカラスや仲良しのネコともコミュニケーション出来るようになると思う。それもかなり近い将来に。

だって今やYoutubeのネコ動画はじめ動物動画を視聴する人は動画視聴者の5割を超える不動の人気コンテンツなのです。そう考えるとこれだけの莫大な動画コンテンツを機械学習させておけば、あとは生成AIで勝手に動物と会話出来るようになるのは時間の問題。すでにそんなアプリがあったらスミマセン…

だってパターン認識さえ出来ればいいんだから、お互い何を言ってるのか分からないままでも動物とAIのコミュニケーションは成立する気がします。

そんな日がきたら、きっと新しい友達がいっぱい出来て楽しいんだろうなあ…

最近ではアメリカの研究チームがマッコウクジラの発するクリック音のような音声の分析に成功して「クジラ語」のイロハがわかって来たくらいですから、だぶんこれからいろんな動物の言葉がわかってくるんだと思います。

だいたいマッコウクジラってあらゆる種の中で最大の脳を持ち、その大きさは人間の約6倍の10キロほどもあるんですよ。だから科学者の間では、知的で高度なコミュニケーションをしているんではないかって考えられていたんです。きっとスーパーコンピュータですよ(笑)

もちろん脳は大きいから知能が高いとはいえなくて人間の1,400グラムほどに対して、ニホンザルの脳は80グラムくらい、ゴリラは550グラムとどれも小さいんです。それでもゴリラの「Koko」(1971-2018)は人間のIQテストで84点もとっていたので、普通の人の平均的なIQとほぼ変わらない知能を隠し持っているのかもしれません。

そういえば先日のニュースで、オランウータンが薬草を傷口に塗り込んだり、貼ったりして自分で治療して完治させていたりもしたので、きっと動物はみんな頭が良いのだと思います。たぶん僕よりもずっと…泣。

ところで動物の知能を測る方法の一つに「鏡像自己認知テスト」というものがあります。名前の通り、鏡の前に立った時にそこに映るのが自分の姿だとわかるかどうかを調べるものです。先に出てきたチンパンジーはじめ、ゴリラ、オランウータンなどは自分を認知して、鏡を見ながら毛繕いを始めたりします。

一方で、僕たちの相棒であるネコやイヌにはそのような能力は備わっていないそうです。彼らの目には僕たちはどのように映っているんでしょうね。「知能が20違うとコミュニケーションが通じない」と言われていますが、きっと彼らともっと仲良くなれる日は来ると思います。

僕たち人間は、これまでに言葉だけでなく非言語な会話も交えて、共感したり信頼関係を深めたりしてきた歴史があります。ですが最近ではSNSなどの文字だけのコミュニケーションに頼りすぎるあまり信頼感や共感を抱く能力が低下し、すれ違いや衝突が生まれやすくなっていると思います。

こんなコミュニケーションの過渡期にある今だからこそ動物が本来持つコミュニケーション方法を知ることで、もっとずっとシンプルな共感や感動を覚えたり、人間関係を見直す事ができるんじゃないかなと思います。

「カァー、カァー」(一緒に遊ぼっ!)


今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。

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