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最近、白物家電って何買いました?日本企業は何処に、、、

日本製の白物家電ってほんと見かけなくなりましたよね。

最近買った家電製品って何だろう、と考えてもなかなか思い浮かばないのですが、たぶん壊れなくなったからみんな買わなくなったんですかね、、、

確か、3年くらい前に「TOSHIBA」の洗濯機を買った気がします(笑)


売上高から見る白物家電メーカーランキング(2021年度)

1位美的集団(中国)6兆6955億円
2位サムスン電子(韓国)5兆5830億円
3位ハイアール(中国)4兆4368億円
4位パナソニック(日本)3兆6476億円
5位ワールプール(アメリカ)2兆8602億円

https://kaden-daisuki.com/world-ranking/
※家電部門売り上げ

やっぱり日本のメーカーがいなくなっている。。

昔はソニー、松下電器、東芝、三洋電機、シャープ、富士通、、、いろいろあったんですが、唯一ランキングに残っているのはパナソニック(旧松下電器)だけですか。。。寂しい

東芝の家電部門は美的集団へ売られ、シャープは鴻海精密工業に、そして三洋電機はパナソニックの子会社になったんです。

三洋電機なら大型液晶や半導体への巨額投資に失敗。 シャープは堺工場への過剰投資により経営危機。いずれも多角化を目指して巨額投資を行ったことが原因となりました。

ちなみにシャープは再び堺工場を子会社化して赤字になっていますが大丈夫でしょうか。ちょっと心配です。

そういえば、最初に書いた「TOSHIBA」って中国「美的集団」のブランドです(*´ω`*)。


そもそも何で日本の白物家電は無くなってしまったのでしょうか?

やはり、日本企業のアジア進出による技術流出が大きいのだと思います。現地に工場を作って、こぞって日本人が無償で現地に技術指導をしに行く。

そのうち何だかとても良い事をしているような気になり、アジアの文化の発展に大いに貢献してきた。「移転価格」と国税に指摘されながらも無償で、カネとヒトを提供してきたんです。

そんな日本人は現地「だけ」では歓迎され、女の子にもモテまくって、日本のおじさんたちは現地妻を持って、日本には帰ることすら無かった。。。

その結果、「骨抜き日本」が出来上がってしまった。

結局、一企業の、一個人の出来ることってそんな事しかなくて、決してその時に働いていた人たちは間違えていたとは思っていなかったと思います。日本の未来を作ろうとしていたのだと思っています。

ただこれって、全てプラザ合意(1985年)のシナリオの中で転がされているだけだっんでしょうね。当時ドル円=235円の円安だったのが、このプラザ合意によって、一気に120円くらいの円高になってしまったのだから、企業からしたら海外で作るしか選択肢が無くなってしまいます。

だから、結局は日本の技術流出と家電メーカーの凋落はなるべくしてなった、いわばアメリカの手のひらの上を転がされているだけってことなんでしょうね。

急ぎすぎても良い事ないですね、スローライフで生きましょう(笑)

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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