見出し画像

「◯◯」を着る日本のサラリーマン。実は、就活生にある大きな変化があった

朝の通勤電車は混んでいますねえ、、、いつもの苦行なので慣れてはいるんですが疲れます。でも、邪魔されない自分の時間を持てるのは良いですよね。

ところで、珍しく通勤には似つかわしくないような派手な服装の若い女性の方を見かけて、ふと「アリ」だなあと思って書き始めてみました(笑)。

何が「アリ」かというと、今のみんな「◯◯」過ぎるんですよ。もっと主張しても良いと思うんですよね。

だってバブルの頃なんて、金ボタンが並ぶ肩パッド入りのボディコンスーツに身を包んで、ウエストは太ベルトでギュッと締め過ぎるくらい締めて。金ピカゴージャスなチェーンバッグを肩にかけ、キラキラしたピンヒールでツカツカ鳴らしながらさっそうと歩く……。

今ではありえないでしょうが、当時のバブル全盛期の1980年代あたりは、こんな派手なファッションで通勤する女性が多くいたって聞いています(残念ながら僕は知らない、、、)

カッコいいなあ、、、

そこで、女性のリクルートスーツの「色」の変化を調べて見ました。アンケートはバラバラの寄せ集めなので参考程度にお願いします。

何と、そこには驚くべき事実が!(笑)

【1981年】
紺 46%
グレー 25%
茶・ベージュ 13%
ワイン 5%
白・黒・ピンク 1%

『nonno』1981年9月21日号には「新OL100人に聞きました、面接であなたが着た服は」

【1996年】
グレー系 43.0%
紺系 42.6%
ベージュ系 7.4%
茶系 2.6%

1996年 リクルート調査「就職活動時の大学生の消費意識と行動について」

そして、この辺からある変化が、、、

【2000年】
ダークグレー 50.0%
紺色 28.3%
薄いグレー・ベージュ 21.7%
黒 20.4%

2000年の女子短大生向け調査(「リクルートスーツに関する実証的研究」竹之内幸子、『立正大学社会学・社会福祉学論叢』第33号)

そして、現在、、、

【2023年】
黒 79%
紺 19%
グレー 2%

2023年 clutch times

そうなんです。黒いんです(笑)

こう見ると「派手」が好まれたのは1980年代までなんですかね。恐らく服装は心理状態を表しているとも言われるので、きっと会社の中で目立ちたいっていうポジティブな思いが、服装という形に現れたのかも知れないです。

確かに、バブル期の頃は「仕事は楽しいもの」って言ってる方が多かった気がします。。。

会社で社員に「イキイキ」働いて貰いたいと思っている経営者の方、服装は「カジュアル」にしてみませんか?

結果は想像できます(笑)

みんな、黒っぽい服とか無地の目立たない服着てくると思います。。。

残念ながら服装だけで仕事のモチベーションが上がったら人事は苦労しません(笑)。

まあ確かに、黒を着る文化は日本で生まれて定着してきた独特のファッションだと思いますからねえ。黒髪と黒い瞳にはよく似合うし、クールに見えてカッコいいと思う。

今、仕事帰りの電車で書いていますが、目の前の若いカップルは2人とも上下真っ黒のコーディネートです。。。

「さあ、カラフルを着て街に駆け出そう!」

ユニクロかっ(笑)


今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?