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暦のお話〜芒種 初侯〈蟷螂生〉

2020年6月5日13時38 太陽黄経75度 芒種

二十四節気第九

七十二候 芒種 初侯 『蟷螂生(カマキリしょうず)』

〈2020年6月5日〜9日〉


今日は夏の到来を感じさせるなかなかの日差し、そして暑さと湿度でした。


13時58分 太陽黄経は75度を迎え、本格的な夏へ向かって行きます。

夏らしいのは当たり前!?

次はいよいよおまちかね、夏至となるのですから。

世界中でお祭りが行われてきた、古来より人々が胸踊らせて来た日、夏至。

芒種はその日までのカウントダウンがいよいよ始まるようなイメージ。夏のアドヴェントみたいですね。

芒種の入りは、何か夏のチャレンジを始めてみるにはちょうど良い時期。

種蒔きを表していますから。

まずは夏至に向かってコツコツと…

今年の夏至はちょうど新月。

小さな実りを大きなしあわせにふくらませていけそうな気がしますね。

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さて、本題です。

芒種の芒は、芒(のぎ 、イネ科植物の果実を包む穎(えい))。

稲でいう籾殻にあるとげのような突起を持った植物の種を蒔く頃を表しています。

※ちなみに現在の種まきはこれよりも早いそうです。


西日本では梅雨入りの頃と言われています。

今年はどうなるかな。

安寧のうちに過ごせることを祈ります。

お布団なども今のうちにしっかり干しておきたいですね。


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七十二十候は初候『蟷螂生(カマキリしょうず)』。

蟷螂が卵から孵る時期、ということ。

虫が苦手な方は『うわあ😫』となりそうですが、あまり気にし過ぎず…(嫌になっちゃいますからね💦)

昆虫の動きも大切な季節時計として認識されていた証、ということで風情のほうに着眼して季節を楽しみましょうね。

2020.6/5



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by pixabey

『透明な栄養』をテーマに有形無形の造形活動をしています。ホリスティック~全体観~という捉え方を活動の基盤にしています。この捉え方は、いのちの息苦しさが紐解かれたり、改善される可能性をかんじます。noteでは日々の思考研究も兼ねて、この考えをもとに書いたものをシェアしています。