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模型工作(5)〜直置きレイアウトの線路配置換え

はじめに


「模型工作」といっても車両の加工でもなく直置きレイアウトの道床付き線路の配置換えについて「工作」というのもおこがましいかもしれませんけれども、本格的な車両工作や自前のジオラマ製作もしないNゲージモデラーの戯言として読んでいただけると幸いです。

施工について

施工前

このような単線エンドレスに待避線と引込線を設置したもので、畳1枚サイズで電車6両までの留置が可能です。

この線路配置(レイアウト)の特徴は窓際に携帯電話の電波増幅器を置いているため、引込線側の線路を内側に寄せてデザイン・運転に変化を持たせているぐらいでしょうか?

これを複線化したのが施工後です。

施工後

複線化しました!

現状は常点灯対応コントローラーがひとつしかないので2列車同時常点灯運転は出来ませんけれども、予備のコントローラーがあるので運転可能です。

特徴

1.ダブルスリップポイントの採用

下の画像のとおり引込線を内側からも外側からも入線出来るように採用しました。

エンドレスから引込線への全体画像
ダブルスリップポイントの近影

このTOMIX製電動ダブルスリップポイント(品番1245)はイカロス出版の『鉄道模型【エヌ】』のかなり古い頃(2005年)に製作されたレイアウトに採用されていたポイントで、このポイントの採用でかなり高度な運転が可能になるのが魅力です。

ダブルスリップポイントを通過する車両

2.駅(ホーム)と引込線の位置変更

施工前後の画像でわかるように、部屋中央にあった待避線を窓側にした上でホーム(TOMIX製対向式ホーム(ローカル型)(品番4251〜4253))を設置しました。なお複線化したことで待避線は設置していません。
反対に窓側にあった引込線を部屋中央に設置しました。

これでポイントが全て部屋中央側(制御側)に集約出来たのは良かったかもしれません。

さいごに

公営住宅に住み数年後に建て替えがあるため固定式レイアウトも製作出来ない中で、直置きながら線路配置を変更するだけでも気分が上がります。

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