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シン・ゴジラ  三

前回からの続き
シン・ゴジラを私が好きな理由

今回の内容は重たい内容になる。
ご了承願いたい。


彼の国が嫌い。


シン・ゴジラと言う作品は彼の国の事を良く描いていない。作中の首相があの国は勝手だなぁ、あんまりだ、酷過ぎるまで言っている。
それが心地良い。

私自身、彼の国の事は嫌い。戦後以降、(戦前、WWIl、太平洋戦争は日本が悪いと思っているが)70年間以上も日本をいい様に使って来た。

まさに戦後は続くよどこまでも。

日米安保もよく分からない。日本に基地を何個も置いておいて。
でもいつ戦うか分かんないよ。
自分達が攻撃されたら。
基地が危なくなったらかも。

出ていけ。




少し話が逸れたが、前回のnoteで述べたが、
ゴジラがビームを出すようになったのはゴジラが攻撃された為だ。
このゴジラには迎撃機能が付いている。つまり攻撃されない限りビームを出す事はないと考えられる。

しかし、その攻撃を勝手に決めて行ったのは彼の国である。攻撃範囲が広く中々人々が避難出来ていないのに攻撃した。

そしてこのビームで首相含め沢山の大臣が迎撃。瞬殺。木っ端微塵となった。強引。



ゴジラ映画のメインである核をすぐ日本に落としたがる。理由をつけて、国連まで引き連れて勝手にタイムリミットを決めて二週間後に落とす。強引。



何が人類叡智の炎だ。ふざけるな。

核を落とされてどうなるのか知っているのか。
馬鹿なのか。

遠い国の島国が文字通り焼け野原になるのを理解してるのか。どうでもいいのか。

復旧にどれくらい掛かるのか分かるのか。


元々、シン・ゴジラでゴジラが誕生した理由は彼の国が大量の核?放射線廃棄物を海に捨てた事から始まったとされている。


これを牧博士と言う人が、どうやったか分からないが、元となった古代生物を進化させた。

この牧博士という人物も不明な点が多過ぎる。日本を追われ米国で研究していた。
妻がいたが放射線病で亡くなったそうだ。

この放射線病も広島長崎によるものなか、3.11によるものか分からない。その影響で、放射線の無毒化の研究していた。

しかし、これは同時に新たな放射線を生むものになっていたらしい。(私は理系はさっぱりなのでここら辺が分からないのが悔しい)

結局、いたずらに放射線物質を生み出し続ける人類、そして自分、妻を見捨てた日本に嫌悪していたと推測されていた。

そして、東京湾沖の舲で、折り鶴と海図、春と修羅、遺言らしき「私は好きにした、君らも好きにしろ」と共に姿を消した。変わり者である。

が、気持ちは充分に分かる。これまでの私の文を読めば、核が如何に嫌いか分かるだろう。


私が、幼い時に何かで見た8.6の一枚の絵が今でも鮮明に覚えている。
その絵とはは有名な黒焦げになった母と娘だ。黒焦げになっても母が娘を大事に抱いて守っている。

これが相当にショックだった。

こんな命を投げ捨てても娘を守る母。
生まれてから数年、何一つこの様な仕打ちを受ける必要の無い娘。
この二人をここまでする必要があるのか。
ない。絶対にない。

この影響もあってか核が大嫌い。
勿論、日本がここまでされた理由はある。日本兵だってあちこちで悪さをしていただろう。

にしてもだ。理屈抜きであそこまで酷い事をしていいのか。

もう一度言う。核が大嫌い。


熱くなり過ぎた。

しかし、見返したとて消すつもりはない。



現実世界でもそうだが、それ以上にこの作品の中では彼の国をある意味ゴジラ以上の敵キャラとして描いている。

こんな日本人を理解した作品は他にあるか。
そりゃぁ、ニッチな海外のゴジラファン以外には評価されないだろう。そんな所も好き。

これが私がシン・ゴジラが好きな理由。



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