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それって下品なのか?

次男がなんとか自分でオシッコに行けるようになったのだが、終わった後に先っちょをチョンチョンと拭くためのトイレットペーパーがうまくちぎれないからと、毎回物凄い量を出してしまう。

そこで俺は、夜の歯磨き前にトイレに駆け込んだ次男に付き添って、
「このふたの部分を押えたら上手に紙が切れるよ。これぐらいで十分ティンコ(実際の会話では『ティ』=『チ』)拭けるから。両手使うとうまくできるから、ちゃんと両手でやってや」
と言いながら10cmぐらい切り取って見せた。

すると次男、
「これぐらいやったら足りへんねんて!これじゃぁティンコ拭けない!」
と言うので、俺も言い返した。

「いやいや、次男君のティンコやったらこれぐらいで足りるって」
「足りへんって!」
「お前のティンコは牛のティンコぐらいデカいんか?」
「え?牛のティンコってデカいん?」

それまで洗面台で長男の歯磨きを見ていた嫁っ子が、たまらず割り込んできた。
「『ティンコ』『ティンコ』うるさい!『ティンコ』は止めてって前から言うてるやん!下品やわ!!『おティンティン』やろ!」
かなりキレている。

しかし俺も言いわねばなるまい。

「なんで下品やねん。『おティンティン』でも一緒やんか、何があかんねん」
「もうどっちもあかん!!これからは『オシッコ出るとこ』や!」

・・・なんでやねん・・・

「いやいや、それやったら女の子でもそうやんか。女の子にも『ティンティン』あることになるやんか」

「ほな、『男の子のオシッコ出るとこ、ちょっと長い奴』や!!」

・・・

それが長いわ!

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