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本物の3歳児 —— お手紙書きたい!でも予感に負ける、の巻

突然、幼稚園のお友達にお手紙を書きたい、と言い出した次男。
もちろんまだ自分ではほとんど文字も書いたことがないし、読めないひらがなの方が多い。

嫁が、相手の子の名前と次男の名前のお手本を書いて見せたら、チャレンジしながら泣く泣く・・・

書けない!
無理!
出来ない!

でも親やお兄ちゃんが手伝ったら意味がないから、自分で書かせる。
泣きながらなんとか書いた。

次に、リンゴの絵を手紙に描きたい、と。
今度はお兄ちゃんがリンゴのお手本を描いてくれた。

それを見て、また泣く。
描き始める前に予感で泣く。

描けない!
丸がきっと描けない!
色が塗れない!

なんとか描き終わったとき、家族全員ですごい凄いと拍手喝采で盛り上げた。
しかし名前を書いた紙とは違う紙にリンゴを描いていたのだ。

また名前を書かないといけない!
もうきっと書けない!
どうしよう!

そんなこと言いながら泣きじゃくる。

泣きながらちょっとずつ書く。
「この字(読めないから分からない)が書けない!きっと難しい!」
「’ん’は無理!」

いや、なんで名前書いた紙と別の紙にリンゴの絵を描いたんだよ・・・

それでできたのがこれ。

リンゴって分かる・・・よね?

がんばったじゃん!すごいよ!!
皆で誉め倒した。

褒めて伸ばすのは疲れるぞ・・・

というか、予感で泣くのはやっぱり止めてくれ、次男よ!


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