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本物の3歳児 —— 大いなる予感、そして予言

嫁が晩御飯を用意してくれる。
出来立てホカホカのご飯。

そうすると次男は大抵、得意技の予感を先走らせて騒ぎ出すのである。

以下、毎日毎食の、次男の予感騒ぎである。

熱いかも知れない~!
あぁ熱い熱い熱い!

お腹空いた!食べたいのに~!!
でも熱いと思う!怖い~!でも食べたい~!

どうしよう!どうしよどうしよどうしよ~!?!?!?!?

きっと熱い!食べたいのに熱い~!
あぁあぁあぁあぁあぁ~~ぁ~~あぁ~~!!!!!

(ビブラート効かせる余裕はあるんじゃないか…)と思いつつ、私は「じゃこれ、指で触ってみ?」と温度を確かめさせる。

すると、「熱くない!食べれる!やった!!」と次男。
そして、

パクっ!

熱い熱い熱い~中がやっぱり熱い~!!

予言的中!?
いやいや、本当にそんなに熱くないって、次男よ・・・
いつもの通り、予感に負けとるぞ・・・

でも自分にとってはそれが現実の世界なんだな。

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