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金属が触れ合って鳴る美しい音

第7回、フランボワーズです。

仕事が全て止まって、24時間全てを自分のために使える贅沢さが日に日に薄れていきます。私は怠惰な人間なので、多くの時間を無駄にしがちで、仕事やタスクというものは時間を意識する上でとても大切な事だったなと、今更ながらに思いました。

有り余る時間をどのように過ごすかは人それぞれですが、私は専ら自己分析に明け暮れています(このnoteも然り)。
そして、この時節もあり他人の深いところが見えたりもします。それがまた少しの息苦しさをもたらしたり。良いところばかりを掻い摘むだけの生き方はもうそろそろ終わりに向かいそうですね。

今回のお題は分析の手助けになるであろう事柄について書いていきます。

それでは、最後までお楽しみください。


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一切気にしたことがなかったけれど、言われてみればなんでだろうね。
由来を調べてみたら、

社長の大倉忠司によれば「お客様を【貴族】扱いする(大切にしていく)」「オシャレな名前にする(女性客を増やす)」という2つの狙いからという。

らしいです。
お洒落かどうかはわからないけど、女性客も気軽に使えるよね。
そして安価なメニューと一定のクオリティが保たれているので、安心していけるという点はお客様を大切にするに通じているなあ。(トリキ行きたいねって友達とずっと話してる)(薄い梅酒のお湯割をひたすらに飲みたい)

名詮自性

トリキの場合は戦略的なので、ちょっと違う気もするけれど。
私はこの言葉がとても好きで、お店の名前や人の名前を見た時にそこに含まれる意味や願いを想像します。
そして、その名前がその人に与える影響を会話や仕草から分析するのがとても好きです。
きっとこれは4種類もの言語形態を扱う日本人ならではの考え方ではあるのだろうけど。


小学校の授業でやる『自分の名前の由来を調べる』という授業で初めて自分の名前に使われている漢字の意味を知りました。自分でいうのもなんですが、美しい名前だと思いました。

名前は親が子に贈る一番大きくて重い贈り物だと思います。
文字を書けるようになってから今日まで、どのくらい自分の名前を書いたのかわかりません。そして、名前が少なからず自己形成に影響している。名前が好きだろうと嫌いだろうと、関係なく。


心理学において、名前と人格の整合性は立証されていて非常に興味深いのだけれど(興味ある人はドリアングレイ効果についての論文が面白いから読んでみて)名前によってその人の印象が変わってしまうのは少々残酷だなと思います。

どんな名前であれ、意味があり願いがあるのでなんと名付けようが勝手なのですが、最近の名付けの傾向は見ていて不快になることがしばしばあります。
人形につける名前かよ。
これは自分が親になった際の戒めです。名前と人格の整合性。


「好きなひと」によく名前の由来を聞きます。
漢字の意味だったりも。
私にとってはその人のことをよく知りたいという表れと、大切にしたいというエゴです。なので、LINEではなるべく漢字を使います。(自分自身で平仮名使ってたりする人はあえて平仮名にする)

自分の名前も、相手の名前も大切にできる人になりたいですね。
お前とかじゃなく、きちんと名前を呼ぶということは「あなたをきちんと見ています」ということでもあるような気がします。


因みにIDのa holly treeは『柊』という意味ですが私の名前の第一候補だったものです。柊奈と書いて『しゅうな』。おばあちゃんが「さむい子だねえ」と言って流れました。これは余談です。

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