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【イラスト制作記録】きつねのヨメ入り

【イラスト制作記録】とタイトルにしておきながら、近況の雑感多め記録。

 母たちの住む地域はノラ猫が多くて、最近どこからともなく子猫の声が聞こえてくるらしい。「雨降りだから、どこか濡れない所で隠れているんだろうか」と、母が気にしていた。兄の保護した猫にはじめて会ったのも、去年の今頃。ビクビク怯えたチビ猫だったけど、デッカく立派に育って…などとしみじみしながら、この絵をかきはじめた。


ネコモデルは、兄の猫の幼少期を参考にした。
背景に花をわんさか咲かせたい。
近所の紫陽花が綺麗なので、紫陽花を咲かせる。


 連日よく雨が降っていたが、その日は「よく雨が降っていた」どころか警報級の土砂降りだったのに、絵の中に天気雨の場面を思い浮かべたのは「狐の嫁入り」のコトバの響きが好きだから。
 雨の呼び名は色々あって面白い。雨の名前だけで、何やらイメージが浮かんできそうだ。


腕が長過ぎバランスおかしいのを修正。
下書きのまま進めると背後がのっぺりしそうだったので、左側の紫陽花は大きくかき、手前にあることにして遠近感を目指す。これで多少はのっぺり防止になるかしら…。



 雨の日は音も色も掻き消され、モノクロの世界になる。それはそれで雨の魅力であるが、一方「天気雨」の絵に色を塗るなら、青い空に虹、地には花が咲いているような鮮やかさが欲しい。
 塗り方はキッチリハッキリではなく、ぼやんとした滲んだ色で湿り気を出したいが、それをいきなりコピックでやる勇気は無い。水彩画のようにコピックを扱い、複雑に色の混ざり合った絵がすごく好きで挑戦してみたいけど、実際にやるのは大変難しそう。アルコールインクアートをやってみたときもそうだったが、自分は滲みコントロールが出来なかった。



服の濡れてる感じも出したい。
所々、肌にへばりついてるけどずぶ濡れではない。
乾いてる:濡れてる=7:3 〜 8:2
ぐらいのイメージかなぁ。結構濡れてるなぁ。早く家帰って風呂入れ源九朗。



 何はともあれ線画。ぼやんとした色が塗りたいけれど、線画はキッチリかき込んでおかないと、あまりにもボヤボヤし過ぎるだろうから、とりあえず線画をかいてしまおう。線画をスキャン、別紙に印刷し、いくつか試し塗りしてみるのも面白そう。
 朝ドラで、植物学者の主人公が植物スケッチしてるのを観て、植物をかきたい今日この頃。時期的に、紫陽花がそこいらに咲き誇っている。紫陽花も色んな種類があり、イラストの参考にする為、写真を撮りまくった。写真コレクションが増えて嬉しいが、データ収納場所をそろそろなんとかせねば。


昔からある定番の紫陽花じゃない種類と思うので
「紫陽花」に見えてるか不安になってきた。


 自分は元々動かない習性のうえ、最近の在宅勤務で、平日すら一歩も外に出ない日が増えてきた。(出社日とて、座り仕事なので大して動かない)用の無い休日は当然の如く寝て過ごす…そんな生活をしていたら、腹・腰回りの肉付き増し増し、血液検査の結果にまで悪影響が出てきた。運動嫌いの自分も流石に焦りはじめ、近所の買い物ぐらいはなるべく歩くことにした。一番近いスーパーで往復3,000歩前後。7,000歩も歩けばもう限界がくる体力の持ち主が、やたら近所を練り歩き、10,000歩オーバーし、重い足を引き摺りながら帰った夜(明朝、動けなくなってるかもしれない…)と思ったが、腰からふくらはぎにかけて軽い筋肉痛があるだけだった。気分屋なので毎日歩いてないにしろ、少しずつ歩いた成果が出てきているのか。


歩くの同様、紫陽花も少しずつかき足していってる。
あとは反対側もわんさか咲かせたい。



 普段はもっぱら車移動なので、せっかく歩くなら車で通れない小道を通り抜けて、新規ルートを開拓している。近所の運動広場では、野球、スケボー、テニス、走る人々に加え、バイオリンを弾いているお洒落な人も見かけた。あと、歩くのがちょっと楽しいなと思えるのは動植物の存在。先述の紫陽花もそうだが、名も知らぬ野草もかわいい(朝ドラの影響)。燕が忙しなく飛び交い、田植え直後の田んぼで鴨が何か啄んでいたり、白鷺が舞い降りたりする。和やか。



わんさか完成!
ちょっと線がうるさいかも。




 夏になったら、仕事終わりの夕刻なんてまだ暑すぎて歩きたくないだろうな。太陽の日差しの弱い、早朝に歩くほうが熱中症対策になるかもしれない。けど早起きニガテだから…で、もうこんな時間だし。寝なければ。
 おやすみなさい。




次回は色塗り⬇


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