妊娠してみてわかったこと①
いきなりですが、
大学入学までは、3,4年に一回、卒業したり、入学したりで未開の地に踏み込むじゃないですか。
その都度大きなイベント感があって。
でも社会人5,6年目ともなると、
これからずーっと社会人なんだな、というか。
まあ、転勤はありますけど、これまでほど
環境が大きく！ガラッと！変わっていく…！
こ、これは初めての体験だあああ〜！！！
と思うことってなくなっていってたんです、私。
結婚しても、それまで付き合っていた相手だし
名字が変わっても、会社では旧姓だし
彼氏だった人を夫・主人と呼ぶのがこっぱずかしいくらいで
結婚って意外と最初実感わかない…
ってなるのが本当のところな気がしてます。
そんな中、めちゃくちゃ実感したのが、
妊娠。
これはもう、
めちゃくちゃ久しぶりに未知の世界だ、と思いました。
これは………？と思ったときの疑心とワクワク。
検査薬で陽性が出たときの幸せ感。
その後心拍が確認出来るまでの不安、
安定期に入るまでの不安、
流産の記事をどうしても読んでしまい不安…
そして絶対この命を守りたいといういきなりの母性。
もうこの時点で感情大渋滞です。
どんなにしんどくても、割と激し目の雨の日でも、
絶対に8cmのヒールで駆けてきた私の社会人生活、
なんとなく譲れなかったその視界は
妊娠が確定した途端一夜にして8cm下がり、
ぺたんこ靴で誇らしく歩いていました。
どうでもいいですが、私が行き着いた
週５朝から晩まで8cmでも痛くならないヒールが、コレ。コレ、余裕で走れます。
ここからは、「私が」妊娠してみてわかったことをザザザっと書いていきます。
※個人差があります。偏見もあります。諸説あります。
１. つわりはしんどい。
気持ち悪い。とにかく気持ち悪い。
知ってるよ、よく聞くよ、と思うかもしれませんが…
前半のつわりのしんどさは異常。
食べづわり（空腹が気持ち悪い）により、常にビスコを持ち歩いてこまめにこまめに食べていました。
※口の中で溶けやすいから、会社でもマスクの隙間からコソッと入れてボリボリ言わずに食べられます。
夜中も少しの空腹で気持ち悪くて起きるので、枕元にウィダーインゼリーを常備し、ちびちびちびちび飲んでいました。
気持ち悪くて寝付けない・眠りが浅い・寝ていても気持ち悪くて起きる、なんて今まで考えられなかったです。
終わりのない船酔いみたいなもんです。ずっと続きます。
寝たきりになり何もできませんが、眠れてもいません。
この寝不足でますます体調が悪くなります。
次に吐きづわり（とにかく吐く、食べたら吐く）。
お酒で酔っても自分で手突っ込んで吐くことができない私が
そりゃあもう簡単に吐いていました。
空腹が気持ち悪い、のに、食べたら吐く。
水でも吐く。
吐き気をこらえてなんとか漢方屋さんに行って、
つわりにいいという六君子湯（りっくんしとう）を処方してもらっても、まずい＆気持ち悪いで、結果すぐ吐く。
良薬口に苦しと思って、クロレラ（知ってます？）でもボリボリ食べられる私が、耐えられずに吐いていました。
私の場合、妊娠期間トツキトオカ、
程度の差はあれ常に体調が悪い。
つわりは軽くなっても常に何とも言えない倦怠感・頭痛・胸焼けはあり、インフルエンザならつらいの2.3日なのに…と思っていました。
そこで、お助けグッズは、水。
なんだかんだ少しの空腹も胸焼けも吐いたあとのウゲ〜感も水があれば多少紛れました。
水、ありがとうございました。
２. 毛深くなる
私の場合、ギャランドゥにあたる位置に産毛よりも濃い毛が生えてきました。
３. 色素が濃くなる
お腹の真ん中に黒い線が入りました。
お腹が大きくなるにつれ濃くなりました。
これは正中線というらしいです。
正中線（せいちゅうせん）とは、妊娠するとおへそを中心にしてお腹の真ん中あたりに浮かび上がる1本の黒っぽい縦線のことをいいます。
正中線は妊娠期に現れる生理現象の一つで、妊婦さんの約70%に見られるといわれており、体の異常を示すものではありません。
妊娠していない時は、正中線は透明か白色なので、目で見てもほとんど確認はできません。
しかし、妊娠してお腹が大きくなって皮膚が薄くなることや、妊娠中のホルモンバランスの変化で、妊娠前よりもメラニン色素の生成量が増えることで、正中線が濃くなり目立つようになります。
なるほど。
乳首も色が濃くなりました。
大きくもなりました。
びっくりしました。
生まれたての赤ちゃんがすぐに見つけられるようにそのように変化する、ともいわれてるみたいです。
銭湯とかで他の人のが目に入り、個人差あるな〜とか思っちゃっていましたが、
これは女性のあるべき変化で、それって美しいからだの変化の一つなんだなあ、と思うようになりました。
身体が変わるってなかなか無い経験だから、素敵です。
こんな自分の体も大好きです。
４. マタニティマークは有効
私が電車乗車時に、
マタニティマークに気付いて行動をおこしてくれたのは
中高生女子達・20-50代女性達・20-30代男性達でした。
※年齢は個人的判断による
…というより、マタニティマークの意味を知っていて、それが目に入った人は皆さま席を譲ってくださった気がします。
本当にありがとうございました！！！
妊娠中一番しんどいのって
安定期に入る前。
お腹も全然出ていない時。
ただただ気持ち悪く、一駅が長く感じて吐きそう吐きそう我慢我慢とひたすら遠くを見て気を紛らわし、脂汗をかくのもこの時期。
見た目じゃ妊婦ってわからないからこそ、
このマタニティマークに幾度となく助けられました。
助けられたことでわかったことは
気付く人って、要は周りを見ている人だなってことです。
誰だって疲れていれば目を閉じて寝たくなるし、
空いている席に向かって小走りしたくなるし、
移動中の一人の時間くらいボーッとしたくなるし、
ネットニュースをダラ〜っと見たり、
来てるLINE返したりしたくなるし。
でもふと周りを見て気づいてくれる人達が居たから
私は助けられました。
「気付かないふりを続けていると本当に気付けなくなるから気をつけなさい」と、いつか誰かに教えてもらった気がします。
それは本当に言い得て妙で、あ、だって私気づかなかったんだもん、って言い訳しちゃう時、あります。
皆さんの行動を見て、私も気付ける人間になろうと思いました。
５. 自分の嗅覚に驚く
よくご飯の炊けるにおいでうっ…となる場面を
ドラマや漫画で見ますが、
本当ににおいに敏感になります。
冷蔵庫なんて自分で開けられない。
夫が開けた冷蔵庫の前を通った時のフワッと漂うにおい、
あれでももうダメでした。
そしてなによりしんどいのが、
夫のにおいも気になってしまうということ・・・
これがつらいです。
誰も悪くない。うん、誰も悪くないんだ。
特にお酒を飲んだあとのにおいがだめでした。
打開策として、妊娠中に嗅いでもいい「ベルガモット」のアロマを垂らしたアロマストーンを枕元において寝ていました。
これ、割と効果アリです！
※子宮収縮を促し妊娠中NGなアロマもあるのでお気をつけてください。
夕方〜夜の電車に乗るときは、人のにおいがムンムンなので、マスクの内側に、アロマを数的垂らしたティッシュを折りたたんで入れていました。
アロマオイルは直接肌に触れていいものと、避けたほうが良いものとがあるので、ご使用方法をご確認ください。
ちなみに、出産したら、気になっていた主人のにおいも
全く気にならなくなりました！
そう、周りがにおい始めたんじゃない。私が過敏だったんだ。
こうやって書いていると、妊娠中って
生活するのにとても不自由だったな・・・
と改めて思います。
人に人が、入ってるんですもんね。
そこで出てこられるまで成長するんですもんね。
そりゃからだの色んな部分が変化します。
こんなに変化するなら痛みも苦しみもあります。
そりゃそうだ、ですが、未経験なのでしんどかったです。
でもなにもかも幸せだな〜〜と感じられるっていうのが
不思議ですね。
それでは、昼下がりの音楽は、これ。
藤井風
彼こそ岡山の奇跡だと思う。
昔ならこんな人と結婚したい！とか思っちゃっていましたが、今はこんな子育てたい！と目線が変わるものですね。
６月のLIVEが楽しみ！わくわくです。
妊娠してわかったこと②に続きます・・・
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