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子育てと食 (砂糖)

■ 近年急増しているアトピー性皮膚炎・食物アレルギー・アレルギー性鼻炎(花粉症)
■ 知らないうちに増えている砂糖の消費量。特に安くて甘い人工甘味料は増加の一途をたどっています。


大きく変化している食のあり方。明治時代の初め頃、人ひとりが一日に摂取するカロリーは1800kcalでした。経済発展に伴い昭和の初期には2400kcalまで増えました。近年の健康志向により摂取カロリーは2000kcalまで戻りましたが、ガンや生活習慣病で命を落とす人は増え続けています。
 摂取カロリーが減っても増えているのは砂糖類(ショ糖・ブドウ糖果糖液糖)の消費量です。砂糖の害が広く知られるようになり、お菓子などの甘いものを控えたり使う砂糖の種類を変えたりする家庭が増えています。
 砂糖による体へのダメージは私たちが思うよりも大きく、摂取する砂糖の量を控えるとアトピー性皮膚炎や食物アレルギー・アレルギー性鼻炎(花粉症)の症状が緩和されることも分かってきました。


 子どもの健康を守ることができるのは、その周りにいる大人たちです。砂糖は脳に麻薬と同じくらいの快楽を与え、常用性も高く「ソフトドラック」と言われるほど影響が大きいです。素人判断で過度に糖質を制限するのは命を危険にさらすことになるのでお医者さんと相談しながら進めなければいけません。必要以上の砂糖摂取を控えることで改善される健康があるのも事実。まずは砂糖の摂取量を把握することから始めるのがおすすめです。食のあり方を考える良い機会になると思います。

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