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日常生活にも役立つビジネス書3選

これはなにか

ビジネス書を読んでいると
普段の生活にも役に立つな
と感じるものと出会うことがあります。

私の日常生活の考え方や判断に
大きな影響を与えている
おすすめ本の紹介をさせていただきます。

こんな人に読んでほしい

・仕事のマネージメントはしているが、日常生活のマネージメントは考えたことがない
・損な判断をしたくない
・少しでも豊かな生活をしたい
・生活の生産性をあげたい

おすすめ本① 予想通りに不合理

この本を紹介したいからこの記事を書いたといっても過言ではありません。w
世の中の商品やサービスは人の行動心理を考えて、より利用されやすいように設計されています。noteの”バッヂ”や"スキ"のシステムもそのよい例でしょう。

本書では人間がどのような判断をしがちかを、様々な実験結果を通して説明してくれています。説明を読むと明らかに不合理な判断なのに、
自分の生活を振り返るとそのような不合理な判断を幾度となくしていることに気づきます。

本書の数ある実験のなかの1例を簡単に書きます。あなたもどのような判断をするか考えてみてください。

購読したい経済誌があり、案内が以下のようにきたとします。
ver.1
・web版の購読        59USドル
・印刷版の購読        125USドル
・web版と印刷版のセット購読 125USドル

あなたならどれを選ぶでしょうか?まずは考えてみてください。



上のver.1の選択肢のことは一度忘れて、次の案内を見てください。
ver.2
・web版の購読        59USドル
・web版と印刷版のセット購読 125USドル

あなたはならどれを選ぶでしょうか?ver1.のときと同じ判断だったでしょうか?

本書では同じ実験をマサチューセッツ工科大学の経営大学院生向けに行っています。細かな結果の数値はここでは触れませんが、ver.2ではweb版の購読を選ぶ学生が多かったですが、ver.1ではセット購読を選ぶ学生が多かったです。これは学生たちが合理的な判断をできていないことは明らかです。

日々の生活ではこの例のように、不合理な判断をしている例が多くあります。本書ではこのような実験を行い、私たちの行っている不合理な判断を13パターンにわけて説明されています。
日常生活で、損な選択に誘導されたくないと思っている方は是非読んでみてください!

おすすめ本② ラクして速いが一番すごい

本書の第2章「スパっと割り切る」という考え方は、日常生活でも大切だと考えています。何かを迷っている、悩んでいる時間って、生産性がなくて無駄なことが多いですよね(迷っている時間自体が楽しい場合は別ですが)。
さらに生産性がないだけではなく、不必要に苦痛を伴うこともあります。
例えば以下のような例に見覚えはないでしょうか。

夕飯の食器を寝る前に洗わないといけないと思っているけど、何となくめんどくさくて後回しにして、テレビを見ている。
→後回しにしている間ずっと、”洗い物やらなきゃ”というモヤモヤがつきまとうだけで、何も解決はしない。

このようにすぐにやることの重要性はほかの記事でも投稿しているので、興味があれば読んでみてください。


おすすめ本③ 武器としての交渉

交渉のスキルは様々な仕事の場面で必要ですが、日常生活でも切り分けてみれば交渉の機会に溢れています。

・奥さんに小遣いをあげてもらいたい
・賃貸の家賃が高い
・予定がダブルブッキングしてしまった

あまり日ごろから計算高い言動ばかりしていると嫌われてしまうかもしれませんが、適度に交渉スキルを生活に織り込めれば、生活の質があがるのではと思っています。


さいごに

自分の仕事をマネージメントする方は多いと思いますが、
同じように自分の生活をマネージメントしようと考える人は少ないと思います。
少しでも豊かな生活をするために、ビジネス書に書かれているような知識を役立ててみてはいかがでしょうか。
さいごまで読んでくださった方ありがとうございました!




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