怒っている話。

 怒っていた。今日はとてもとても怒っていた。怒っているそのままを記事にしようと思っていた。「今は怒っている。冷静になって考えるのは後にする」と書いて投稿しようと思っていた。

 時間が経って冷静になったので、怒ったままの記事を投稿するのはやめておこうと思う。(この記事もかなり熱くなっているが、当初の物はもっと酷かった)

 何に対してそんなに怒っていたのか。完全に自分の問題。自分の原体験をヒリヒリと刺激されることがあり、過剰に腹を立てていたのだ。

 私は、他人から言われて非常に嫌な言葉がある。

「あなたのために、一生懸命やりました」

 そもそも頼んでいない。出来上がりが私の好みでない。今はいらない。受けいれたくない、受け取りたくない。一方的に押し付けられているはずなのに、なぜ、私が罪悪感を持たねばならないのだろう。

 命を懸けて必死に物事を行うのは、「自分のため」であってほしい。知らない間に誰かから命を懸けられているのは、もうそれは呪いでしかない。少なくとも私はそう思う。完全に自分の問題だ。

 また、一生懸命やったのなら、結果は関係ないのか。自分のためにやったのなら、結果は全く関係ないと思う。自分が一生懸命やることで、たとえ結果が伴わなくとも自分が得るものは必ずある。でも、他人に向けたものは結果が全てだ。一生懸命だろうが手を抜いていようが、出来上がったものが全てだ。私はそう思う。

一生懸命やったから受け入れてほしい。

あなたのために作ったから貰ってほしい。

 それが成された過程を強調することで、「いらない」と言えない状況に追い込むのは、ずるい。

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