薬師岳へ ①準備〜出発
地図を見るのが好きで
わたしは、昔っから地図を見るのが好きで、登山をはじめてからは夜な夜な地図と睨めっこしています。
また、登山雑誌を読むのも好きで、Peaksや山と渓谷など購入して読んでいます。記事の端についた地図が特に好きですが。
雑誌を読む中で、ひときわ気になったのが、薬師岳。大きく美しい姿に心が惹かれ、そしてこの秋にチャレンジすることに決めました。
好感度はMAX
地図や雑誌で調べていく中で、せっかくなので薬師沢のほうや雲の平、または黒部五郎山のほうにも足を伸ばせたらいいなと思っていました。しかし、すでに山小屋が満室で断念。
かろうじて薬師岳山荘からは「今は満室なんだけど2名くらいだったらいいかな!キャンセルも出るだろうし」と山小屋のご主人から、優しくそしてご丁寧にお返事をいただきました。
この時点で薬師岳山荘への好感度はMAX!
宿も予約できたし、優しい山荘の方に会いたい!何がなんでも薬師岳に行きたい!と、お天気を祈る日々が続きました。
薬師岳山荘ホームページ
http://www.yakushidake-sansou.com
眠れないバスの中
薬師岳には折立から登るルートです。富山までは遠いのでバスで行くことにしました。
いくつも天気予報を見比べ、予報では登山日和!
てんきとくらす(薬師岳)
https://tenkura.n-kishou.co.jp/tk/kanko/kad.html?code=16150012&type=15&ba=hr
夜、新宿は都庁の大型バス駐車場に向かいます。たくさんの大きなリュックを背負った人たちが集まっていました。
上高地や白馬、七倉ダム行きのバスが来て、みんなそれぞれに乗り込みました。
コロナ禍ではありますが、車内は満席。結構な密でした。
狭いバスの中では、わたしは眠ることができません。しかし、みなさんテント泊などで慣れているのでしょう。過酷な環境のなかでもグッスリお休みになっているようでした。
折立に到着
途中、立山あるぺん村に到着しました。トイレが長蛇の列になりました。1つ前の休憩所でトイレに行くのがオススメです。
そしてここでバスに乗り換え、3 分の1くらいの人数になりました。
折立に到着すると、たくさんの車が駐車されていてたくさんの人がいました。
こんなにたくさんの人たちが登っていくなら、クマもそうそう出てこないだろうと安心しました。
いざ出発です!
1日目コースタイムはこちら
07:30 折立スタート
08:20 アラレちゃん看板
10:30 太郎平小屋
11:10 太郎平小屋出発→北ノ俣岳
13:10 太郎山
13:15 太郎平小屋
15:00 薬師岳山荘
木道を歩いて
折立からの登山道は道幅も広く整備されていてとても登りやすい道でした。木道もあり、歩いていてとても気持ちがいい。
すばらしい景色を眺めながら、のんびりと歩けました。
薬師岳も望めます。あんなに大きな大きな山にこれから登るのかあと、かっこいいなあとワクワクしました。
良い旅になる!そんな風に感じていました。
続きはまた!
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