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勉強することに経年劣化はあるのか?

ヒトの脳の機能は、年をとるごとに勉強には向かなくなるのでしょうか。
年とともに、劣化していくことは確かでしょう。脳血管障害などは、高齢になってから発症することが多いようですし。
ただ、こうした機能の劣化だけを理由にすることがどうも腑に落ちないため、すこし考えてみました。


周りを見ていると、年をとるにつれ、勉強していないヒトは増えていくように思います。
「もう年だから、覚えられない」 
「若い奴には勝てない」 
「若いときほどの気力と体力がない」 
あたりが理由として聞こえてくるでしょうか。

結論から言えば、勉強は目的によるところが大きいのかと思います。その知識と技術を習得して、何がしたいのか、何になりたいのか。

若いとき(高校生や大学生)は、大学入学だったり、就職だったり、目的が明確化されています。中高年でも、このような目的を持ち、勉強している人もいるでしょう。

ですが、よく聞く曖昧な「自己啓発」。これを目的に据えてしまうと、うまくいかなくなるのではないでしょうか。

つまり、勉強して得た知識と技術を、どう発揮させるのかという、具体的なビジョンがあればこそ、身体が勉強に適合していくと考えます。

今、自分は40代です。 幸いにして、勉強したいという意欲は、まだまだ健在です。 ただ、継続できておらず、波が激しい。この継続こそがキーワードであり、成功の可否なのです。漫然とした「自己啓発」では、動機が弱すぎます。

自分は何がしたいのか、何になりたいのか。 始まりの場所が明確化すれば、勉強するのに年齢なんて関係ない! と、自分に暗示をかけているところです。

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