【12/365】想う、考える、行動する
大好きなアフリカに触れる休日。
2年5ヶ月住んだガーナのことが恋しくなった。
見ての通り、コンテンツもりだくさんの中、特に印象に残ってるのは「NPO法人ルワンダの教育を考える会」代表の、マリールイズさんのお話と、ルワンダの歌手、マニ・マーティンさんのコンサート。
突然ですが、ルワンダって知ってますか?
アフリカ大陸の東に位置する、周りを5カ国に囲まれた内陸国。希少なマウンテンゴリラが住む、豊かな自然が残る、年中を通して穏やかな気候の国だ。そして、ルワンダ紛争の起きた国でもある。
講演の冒頭で、マリールイズさんがおっしゃった、
悲しい歴史から、わたしの国を知って欲しくない。未来に向かって歩むわたしたちの今を知ってほしい。
という言葉。
大いに納得だった。
アフリカを語るとき、日本語で検索してヒットするのは悲しい、ネガティブな情報がまだまだ多い。
過去は過去とし、未来に向けて希望をいだき歩む「今」のアフリカに、わたしたちはどれほど心を傾けているだろうか。
後半、ルワンダ出身のアーティスト、マニ・マーティンさんの歌声。彼は紛争によって孤児院で育ったそうだ。
彼は言う、
僕は音楽に救われた。新しい歴史を作る世代として、「平和」を歌で届けたい。
と。
祖国を想い、遠く離れた日本へ、平和があたりまえでないことを伝えてくれた2人。
悲しい過去を復讐ではなく、「赦す」という方法で乗り越えてきた強さをもったやさしさを感じることができた。
大切なことを教えてくれてありがとう。