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【営農日誌】秋蒔き小麦の畑作り/施肥設計ツールを制作中 - 2023年9月3週目

2023年9月19日、火曜日。
先週は、秋蒔き小麦の畑作りを進めた一週間でした。

先週の日誌。

ここまでの日誌はマガジンにまとめています。


雑記

秋蒔き小麦の畑作り

メークインの収穫を終えた後は、箱詰めの週の枠を消化しつつ、秋蒔き小麦(キタホナミ)の播種に向けて準備を進めています。

今年播種する小麦の面積は12haあり、メークイン収穫後の畑と小麦の連作畑がおおよそ半々くらいです。先週は連作畑の畑起こしや資材(石灰等)散布をしてきました。今週はロータリー整地後、機を見て播種作業に入る予定です。

先週、天気予報を見た時は雨マークがついていて心配していたのですが、今週〜来週の雨マークがほぼ消えていて一安心。…と言いつつ、これを書いている今日の日中には予報になかったはずの雨が降りました。

枯れた緑肥を潰しました

9月1週目の営農日誌で、緑肥作物が黄化して枯れてきているというお話をしました。これはどうやら、高温多湿による「いもち病」というカビが原因の病気のようです。

十勝総合振興局のWebページに、営農技術情報の号外が出ています。

例年ならば、来春のビートのために8月頭にまいて2ヶ月ほど生育させたのちに畑にすき込むはずの緑肥ですが、今年は1ヶ月ほどで潰してしまうことになってしまいました。

税理士さんとの打ち合わせ

9月13日水曜日は、顧問税理士さんとの月イチの定期面談の日でした。

昨年の経営承継時から見ていただいている税理士さんで、クラウド会計システム「マネーフォワード」の導入をサポートしていただいています。北海道の農業経営では農協の「クミカン制度」があり、税理士さんとの連携なしではクラウド会計の導入はおそらく不可能です。その最初の導入ハードルを乗り越えてしまえばかなりラクできるのですが、それはまた別の話に。

10月からインボイス制度が始まります。簡易課税で処理している方はあまり意識することはなさそうですが、当農場では本則課税に切り替えているので、色々と気をつける点を教えていただきました。

開発の話題

施肥設計ツールを制作中

肥料の注文をラクにするための施肥設計ツールをGoogleスプレッドシートで制作中です。

注文数量の計算シート
肥料データベースシート

数年前から作ろうと思っていたもののなんだかんだ後回しにしてしまい、今年も取りまとめの提出期限ギリギリになって重い腰をあげてポチポチとやっています。

果たして、期限までに間に合うのでしょうか?ひとまず、最低限の機能を作ることを目指します。

注文に必要な機能

  • 使用する肥料のデータベースを作る(一部未入力)

  • 作付面積を入力する(完了)

  • 作物ごとに使用する肥料の一覧を作成する(完了)

  • 「作物の作付面積」「肥料データ」が自動で転記される(制作中)

  • 必要数量の自動計算(制作中)

  • 取引先ごとに注文する数量を出力(まだ)

施肥設計ができる機能(余裕ある時に作りたい)

  • 施肥計画の入力UI→投入される肥料の成分(NPK)を自動計算

  • 複数の肥料を成分・価格で比較検討できるようなUI

フォトギャラリー

小麦連作畑をプラウで耕起
耕起後にデスクハロー
石灰散布


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