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キャノンが開発!農業生育モニタリングシステム

キヤノンは、長年培ってきたイメージング技術を活用し、非破壊・非接触で作物の画像から生育指標を自動で取得可能な農業生育モニタリングシステム「GM-1」を開発し、スマート農業での活用を推進するため、水稲栽培における実証実験を行っています。


■システムの特徴

【1】位置撮影した作物の画像から、生育状況を把握する上で重要な葉色・茎数・草丈といった生育指標を自動で計測することができます。

【2】水田にシステムを設置することで、撮影と画像のクラウドへの
アップロードが毎日自動で行われます。 

【3】作物の特徴にあわせた独自の画像解析技術、ディープラーニングによって、実現したAI診断技術により、取得した画像から、日々変化する作物の生育状況をデータ化することに成功しました。

【4】従来は手作業で行っていた計測を自動化することで、作業効率を大幅に改善、画像から統計的に生育状況を解析することができるため、ばらつきが少ない、安定性・再現性の高い解析が行えます。

【5】データを継続して蓄積し、過去データと比較することが可能であり、作物の適切な栽培管理に加え、新品種開発や気候変動リスクへの備えなどに活用することも期待されます。


■まとめ

プロの経験で行われていた、農業技術が、AIやIT技術を駆使して、
日々進歩していると感じました。
高品質、安全安心な農作物を栽培できるよう、スマート農業の普及が
課題になると考えます。



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