農業ボーイ

将来は農家になる! 20代 愛知県在住、農業ボーイです。  農業の今と未来をわかりや…

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将来は農家になる! 20代 愛知県在住、農業ボーイです。  農業の今と未来をわかりやすくお伝えします!

最近の記事

ローソンファームとは?  農業の産業化や地域創生に向けた取り組み 

コンビニチェーンのローソンは、全国の農家と提携し、自社農園「ローソンファーム」を運営している。消費者に農産物を安定供給できるルートを確立し、ローソンと農家の共存共栄を実現するのが主な運営目的である。 今回はローソンファームがめざす農業経営や地域創生への取り組みをご紹介する。 ■ローソンファームとは?ローソンファームは、株式会社ローソンと全国の農家・卸売業者との共同出資で運営している自社農園である。ローソングループの店舗に農産物を安定供給する目的で、2010年に農業生産法人(

    • 農業生産工程管理 GAPとは?

      近年、食のグローバル化が進み、消費者に届くまでの過程がより複雑になっており、農産物の安全性を消費者へ伝える必要性が高まっている。 これを実現する方法の1つが、「GAP」に取り組むことである。 この記事では、GAPとは何か?をご紹介する。 ■GAPとは?GAPは、Good Agricultural Practicesの頭文字をとった言葉で、直訳すると「よい農業のやり方」という意味で、一般的には「農業生産工程管理」と呼ばれている。 言い換えれば、「農産物を作る際に適正な手順を守

      • 有機農業とは? 無農薬栽培との違い

        安心・安全な農産物を購入したいとの消費者のニーズは年々高まっており、今後は一層の食品の安全性が求められるといわれている。 今回は有機農業と無農薬栽培の違いなどをご紹介する。 ■有機農業とは?有機農業とは、農薬や化学肥料に頼ることなく自然な土づくりを行った上で農産物を作る農業形態のことを指す。具体的には、2006年に策定された 「有機農業推進法」に定義されている以下の条件をクリアした農業の方法 ・化学的に合成された肥料や農薬を使用しない ・遺伝子組み換え技術を利用しない ・

        • 6次産業化とは? その取り組みについて

          近年、農園レストランの経営や加工品の販売を行う農家が増加している。 これらの取り組みは「6次産業化」と呼ばれ、農林水産省も推進している。 六次産業化の基礎知識、事例などについてお伝えする。 ■6次産業化とは?6次産業化とは、1次産業を担う農林漁業者が、自ら2次産業である「加工」や3次産業の「販売・サービス」を手掛け、生産物の付加価値を高めて農林漁業者の所得を向上する取り組みを指す。 6次産業=1次産業(農林漁業)×2次産業(加工)×3次産業(販売・サービス)」と、1次産業

        ローソンファームとは?  農業の産業化や地域創生に向けた取り組み 

          スマート農業とは?

          今回は、ICTやロボット、AIなどを活用した次世代型の農業「スマート農業」をテーマにお伝えする。 ■スマート農業とは?農林水産省は、「スマート農業」を「ロボット技術やICT等の先端技術を活用し、超省力化や高品質生産等を可能にする新たな農業」と定義している。 ■スマート農業の目的1. 農作業の省力化・労力軽減 日本の農業は、農家の高齢化が進み、担い手、労働力不足に陥っている。 農業の現場を、ICTなどを活用して支援していくことが求められている。 2. 農業技術の継承 農業

          スマート農業とは?

          愛知県の農作物知ってますか?

          今回は、私の住む、愛知県の農作物をテーマにお伝えします。 ■あいちの農業を知ってますか? • 全国有数の農業県です! 愛知県は、自動車や機械などの製造業が 盛んである一方、 3,000億円を越える農業産出額を誇る全国有数の農業県です。 農業産出額(令和元年) 2,949億円【全国第8位】 • 特に、野菜や花きの生産、畜産が盛ん! ガラス温室やビニールハウスを利用した施設園芸など。 野菜は、農業産出額の約36%、花きは約 19%、畜産は約28%を 占めていて

          愛知県の農作物知ってますか?

          地産地消とは?その取り組み

          皆さんは食材を選ぶとき何をポイントにしますか? 最近では、食べるものに「安全・安心志向」の人も増え、地産地消がさらに注目されています。  今回は地産地消の取り組みについてお伝えしていきます。 ■地産地消とは? 「地域で生産されたものをその地域で消費する」ことです。 地産地消の取り組みを通じて、農業者と消費者の距離を近くすることも重要視されています。 地産地消のメリット ① 新鮮な野菜などを安価で購入することができます。 ② 消費者は、生産者の「顔が見える」という点で

          地産地消とは?その取り組み

          キャノンが開発!農業生育モニタリングシステム

          キヤノンは、長年培ってきたイメージング技術を活用し、非破壊・非接触で作物の画像から生育指標を自動で取得可能な農業生育モニタリングシステム「GM-1」を開発し、スマート農業での活用を推進するため、水稲栽培における実証実験を行っています。 ■システムの特徴 【1】位置撮影した作物の画像から、生育状況を把握する上で重要な葉色・茎数・草丈といった生育指標を自動で計測することができます。 【2】水田にシステムを設置することで、撮影と画像のクラウドへの アップロードが毎日自動で行わ

          キャノンが開発!農業生育モニタリングシステム

          新品種!秋田米「サキホコレ」

          今回は、秋田米の新品種「サキホコレ」をご紹介します。 「コシヒカリを超える極良食味品種」をコンセプトに、食味の良さを 徹底的にこだわって開発されました。 父は県のオリジナル品種「つぶぞろい」、母は愛知県が開発した品種 「中部132号」です。 ■サキホコレの特徴 ・白さとツヤが際立つ外観 ・粒感のあるふっくらとした食感 ・上品な香り、かむほどに広がる深い甘み ・収量は「あきたこまち」並で、いもち病に強く、高温や低温による  品質低下が少ない。   ※いもち病とは 稲の被

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          スローフードとは?

          今回はスローフードとは? 日本での取り組みについてお伝えします。 ■スローフードの意味 イタリアローマ発祥のその土地の食文化を守るための社会運動です。 その土地ならではの伝統的な食材や郷土食を食べることを推奨しています。 お米、味噌や醤油などの調味料のほか、伝統野菜、お正月などの年中行事の際に食べられる料理もスローフードのひとつと言っていいでしょう。 ■スローフードのスローガン おいしい(GOOD) 新鮮でおいしく健康的であること きれい(CLEAN) 環境に負荷を

          スローフードとは?

          減らそう食品ロス! 最新の取り組み!

          今回は、問題となっている食品ロスの原因と最新の取り組みをお伝えします。 ■食品ロスの要因 ① 食品ロスの半分は家庭から出ている! 野菜の皮や肉の脂身など、十分に食べられる部位が多く捨てられている。 安いからと買いすぎてしまったり、使い切れないということが、食品ロスの要因のひとつになっている。 ② 食品流通における、3分の1ルールの問題 このルールは、小売店が賞味期限の期間の3分の1を過ぎた食品の納品を拒否できるというもの。 高品質な食品を求めるあまり、品質上、何の問

          減らそう食品ロス! 最新の取り組み!

          日本人のお米離れ?消費を拡大する取り組みについて

          今回は、日本人のお米離れと、その取り組みに ついてお伝えしていきます。 皆さんはごはんを3食のうち、どのくらい食べていますか?  自分は、パンやラーメンなどを食べる機会が多いと感じます。 ■米離れの原因 ・外食や中食などの利用 ・手軽に食べられる パンや、麺食の増加 ・嗜好の変化 ・健康志向 糖質制限、ダイエットブーム などがあげられます。 ■消費を拡大する取り組みの事例 ・米飯給食を増やす ご飯に合う献立の開発を行う。 ・新しい品種の開発  恋あずさの玄米にはG

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