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浪人は貴重な1年が潰れる?浪人した京大卒女子が赤裸々に語ります。Part2

こんにちは。双子のトコトコ(姉、京大卒)です🌿

昨日、とあるブックカフェのイベントに参加しました。
文学に入り浸る中学生や、フレッシュな大学1〜2回生と出会えて細胞が若返りました。
みんな京大に興味がありそうだったので、ちゃっかり双子noteも紹介してきました笑。受験生や、進路に悩む若者の参考になれば幸いです。

さて、先週、朝日新聞に触発されて浪人について書いたところ、浪人時代の友人たちなどから反響をいただきました。

今回の記事は先週とのシリーズになっていますが、内容は独立しているので、お好きな方からお読みください。
Part1はこちらです▼

1日がかりで書いたので有料にさせてください。浪人について書くことは、今後もうないと思えるくらい書き尽くしました。

ディープな浪人の世界を垣間見たい方はぜひお読みください🐼


そもそも浪人する・しない問題について

貴重な1年が潰れるのか?

浪人するかしないかを決める際、よく言われるのが「若い時の貴重な1年を無駄にする」です。

私はとにかく浪人が楽しかったので、なぜ「浪人=貴重な時間が無駄になる」という考えがあるのか謎なのですが、
浪人に関しての考え方は、どう生きたいかによりますね。

入りたい大学があるなら浪人すればいいし、志望校でなくても大学生活をエンジョイできるなら、その大学に入ればいい。
生きていくのに勉強は必要ないと思うのであれば、そもそも学校に行かなくていいと思います。

私の場合、たぶん家庭環境の影響で、小さい頃から夢も希望も持てず、「人生の1/3疲れた」が口癖の子どもだったのですが、高校生の時に初めて「京大に入る」という夢ができました。
あ、私って、こんなに強い感情を持てるんだと思った記憶があります。なので、私は京大に落ちた=浪人という選択肢しか考えられませんでした。

浪人は耐えられないと思う原因の1つは、同級生はどんどんステップアップしていくのに、自分だけ時が止まっている感覚です。これは確かにつらかった…。
その感覚に関しては、万城目学氏が的確に言語化していて感動しました。こちらの本です。

小説家デビューまでの道のりを語ったエッセイです。この本、面白くて3回くらい読み直しました。
万城目学氏とは、浪人、京大、5年で卒業、無職と同じような人生を辿っているので、勝手にシンパシーを感じています。

女の子は浪人してはいけないのか?

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