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【総集編】偏差値を38から75に上げた勉強方法〜天才じゃなくても東大京大に入れる 〜

こんにちは。二卵性の双子、東京大学卒のノソノソ(妹)と京都大学卒のトコトコ(姉)です。

4/20に名古屋で登壇イベントを開催しました。
そのメインテーマは「いかにして偏差値を38から75に上げたのか」
イベントでお話しした内容を本noteにまとめました。

双子で東大京大というと、「良い環境で育ったんじゃないの?」「元々持って生まれたものがあったんでしょ?」と思われがちですが、決してそうではありません。

●全部公立の学校(保育所、市立小学校、市立中学校、県立高校)
●両親の学歴なし(どちらも高卒)
●親族に大卒者なし
●英才教育なし
●幼い時に両親が離婚。女手ひとつで育てられる
●離婚以外にも家庭内不和が勃発
●実家は家族経営の小さな居酒屋

おまけに、中学1年生の時に最初に受けた模試は、2人とも偏差値30代。ノソノソは30代前半、トコトコは38でした。「偏差値」という概念すら知らなかった双子は、それがどれだけ低い学力であるかも分かっていませんでした。

普段は何も言わない母親に「さすがにヤバくない?」と釘を刺され、今まで好きだったゲームや漫画を封印して猛勉強を始めます。
半年ほどで偏差値を70代に上げ、中学2年生の頃には、全県・全国模試で双子で5位以内にランクインするまで成長しました。

一方で、古い価値観の祖父からは「女は愛嬌。学歴なんていらない。」と言われ続け、人生の中に「大学に進学する」という選択肢がありませんでした。

高校時代に祖父母を説得し、なんとか大学受験できることになりました。
しかし、大学生、ましてや東大や京大に受かるような人は、宇宙人だと思っていました。それくらい東大や京大は縁遠い世界だったんです。

大学に入ってからは、それぞれ自分の好きな活動に没頭し、学業以外にも精を出しました。就活ではいわゆる大企業には就職せず、ノソノソは新聞記者に、トコトコは食品メーカーに入りました。
今はどちらも会社員を辞め、研究者やフリーランスとして常識に囚われず自由に生きています。

この先の内容ですが、個人的な情報がとても多く含まれており、書籍化も考えているので有料とさせていただきます。
勉強方法の総集編です。ぜひご覧ください。


姉妹の生い立ち

居酒屋を営む家庭に生まれる

小さな居酒屋を営む家庭に、3人姉妹の次女、三女として生まれました。
両親や祖父母は偏差値45くらいの地元の高校を卒業しており、お世辞にもアカデミックな家庭とは言えません。

生まれ育った場所は、都会でも田舎でもない、中途半端な住宅街。空き地と茶畑に囲まれて育ちました。

都会ではないため、受験に熱心な親が周りにいるわけではなく、中学受験する子は学年に5人いるかいないかくらいでした。双子はなんの迷いもなく公立の保育所、小学校、中学校に通いました。

荒れまくった家庭環境

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